過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

玄米は、ぜんぶで480キロ(8俵)だった

玄米は、ぜんぶで480キロ(8俵)だった▲栗崎園さんのところで、籾摺(もみす)りをやっていただいた。脱穀して籾の状態のお米を玄米にするのだ。栗崎さんが、半日つきっきりでお手伝いくださった。

今年から素人ばかりで始めた稲作だ。完全無農薬・無肥料だ。2反の耕作放棄地を蘇らせた▲だが、水もちの悪い田んぼで、すぐに干上がった。なので、沢の水をずっと入れたままに。そうなると、水温が冷たすぎて、稲の発育が悪かった。ちゃんと育つかどうか、まったく自信がなかった。それが8俵もとれたのだ。

この中には、クズのようになった米が36キロ分ある。こちらは、ニワトリの餌にするか、粉末にして団子にでもしようか。もち米は50キロほど。脱穀の仕方が悪くて、うるち米と混じってしまったので、お餅がつけるかどうかわからないが▲来週は大豆の脱穀だ。千歯こきと唐箕(とうみ)という江戸時代のスタイルで脱穀することになる。こちらも、かなり手間のかかることだ。