過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仲間力

ことしは、体をつかって働いた。それぞれ2反の田んぼと畑でお米と大豆。さらには、炭焼き窯づくり。掘る、運ぶ、支える、打つ、叩く▲自分の身体が、どういう働き方をするか。どこがどうダメで、どう弱いか。どうしたらうまくモノを動かせるのか▲身体を学んだ。身体で学んだ。身体を通して「実際」を学んだ。

そうして、大きく学んだのは、仲間力▲一人じゃなんにもできない。仲間との連携があって、なにごとも可能になる。そのことを、実際に体験できた。そんなのは、世の中ではあたりまえのことだけど、ぼくはチームプレーがそもそも苦手だった▲むかしからぼくは個人プレーできた。チームプレーの要求される競技はからきしダメ。サッカー、バレー、バスケ……。とにかく、人の動きが見えない、わからない。ので、器械体操、弓道、マラソンみたいなものばかりやっていた▲けれども個人プレーでは限界。よしやろうというチカラが、なかなか湧いてこない。途中で、投げ出してしまうことも多い。

いい仲間がいて、おもしろい仕事やプロジェクトがあって、よしやろうじゃないかという力があわさると、予想以上のことが次々と起きてくる▲それぞれが持ち味を出して、サポートしあいながらつくりあげる。仲間とやれば、チカラが出てくる。諦めない。最後まで、カタチになるまでやり通すことになる。人の数は、たんに足し算にならない。まさに掛け算。仕事が楽しくなる。気力がでてくる▲山里に暮らして、いろいろと作業していく中で、チームプレーのすごさがわかりだしてきている。そのあたりのコツが少しずつわかってくるようになった。