過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

焚き火を囲んで

いろいろな人が炭焼き窯を見にきてくれる。天野さんは、朝一番にきてくだり、いろいろとアドバイスをいただいた。その娘さんたちお二人も。おお、どうなったかと、鉄工所の陽さんは、朝と夕方に。御嶽神社の神主の岡野さん。気田川のちかくに家を建て畑作りをしている山崎さん。勝坂の大石さん。手作りカヤックの田中さん。そば処の一休さん。みなさん、どうなったかなぁと関心をもってくれている。

夕方は、寒くなったので、焚き火を囲んで話し込む。薪がパチパチと燃え、炭は赤々と燃える。芋を焼いて食べた。秋の虫がまだ鳴いていた。夜空には北斗七星、オリオン座がみえる。

火を囲んで語るというのはいい。火にあたり、火を見ながら語りあうと、深い話にはいっていく。お酒なんかいらない。なんにもなくてもいい。そうだ、毎月、満月の日に、炭焼きをしながら、焚き火を囲んで語る会を、ここでやってもいいなあと思い立つ。