過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

みんなが力を合わせて黙々と

炭焼き窯づくりの2日目。いの一番に現場に到着したのは、82歳の栗島さん。率先してツルハシをもち、土掘り、運び、木槌で叩く。つねに笑顔を絶やさない。穏やかな話しぶり。

86歳の天野さんは、間質性肺炎なのに、マスクをしながら、ユンボを操作してくださった。なんとも危なそうな山の上から土を掘ってくださった。参加したメンバーも、黙々と修行者のごとくに、仕事に打ち込んでくれた。ぼくがいちばん軟弱ではある。