過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

炭焼き窯づくりのスタート

昔ながらの炭焼き窯作りを、長老から伝授してもらえるという貴重な体験だ▲朝から、窯に充填する材木を運ぶ。さらに、赤土を山に掘りに行く。午後から、栗島さんの指導で、いよいよ窯作りのスタート▲地ならしと杭打ち。窯の型を作り、中に材木を並べる。煙突配置の型もセット。1本30〜50キロくらいある材木を100本くらい運ぶ。みな力のいる作業ばかりだ。

仕事をした仲間は、総勢8名▲2人の長老。法事が終わった後に駆けつけて指導してくださった栗島さん(82歳)。ユンボを動かしてくださる天野さん(86歳)▲ハワイでシェフの仕事をして帰国、宮古島で仕事をするために車で移動中に訪ねてくれた坂本さん。9年間グァム島で暮らし、2ヶ月前に浜松に移住した川本さん▲山里暮らしをしたいということで、山仕事の手伝いをしてくれる藤田さん。かれらはみな40〜42歳。さすがに体力がある▲そして、ぼくが春野に越してきた時、土地家屋のことで、お世話になった高橋さん。いつも力を貸してくれる飯尾さん。

そういうメンバーが力を合わせて仕事をした。協働センターからも2名、見学に来てくれた▲明日は9時からスタート。土を寄せて壁(へき)をつくり、材木の上にムシロをかぶせて赤土を塗り重ね、叩いて天井をつくる▲参加したい方、見物したい方、ご自由にどうぞ。浜松市天竜区春野町宮川134 TEL053-989-1084池谷