過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

くるみ割り

勝坂の大石さんから山胡桃を頂いた。日本古来の天然和胡桃で、鬼胡桃ともいう▲さっそく金槌で割ってみたが、とても硬くて割りにくい。強く叩けば、飛び散ってしまう。中の身を穿り出すのも難しいので、しばらく食卓の上に飾られていた▲先日、専用のやっとこ状の「くるみ割り器」を手配した。きょう届いたので、さっそく試してみた。力は要るがさすが専用の道具だ。きれいに割れる。身もうまくほじり出せる。これはおいしい▲大石さんのところには、大きな胡桃の木があって、2000個くらい実っている。木の苗も頂いた。わがやの栗もそろそろ実りだした頃。山里は食がゆたかだと思う。