過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

赤ちゃんを揺らす、そしてスクワット

とにかく、赤ちゃんはよく泣く。眠ったかと思うとまた、ぐずりだして泣く▲おっぱいがほしい、おむつ替えてくれ、あつい、不自由、抱っこしてほしい……いろいろなメッセージを発しているわけだ。あかりは、火のついたようには泣かないので、そこは助かる▲けれども、母親はたいへんだ。眠れない。へとへとになる。機嫌も悪くはなる。

泣いている赤ちゃんをあやすのは、揺らすといい▲やさししく揺らしてあげると、泣きやんで、気持よさそうにウトウトする。大人も、電車などで揺られていると眠たくなる▲たぶん、お腹の中にいた時に、いつも揺られていた。その安心感につながるのかも。

抱き方のコツはすこしずつわかってきた。腕に隙間をつくらない。密着させて抱く。足を持ってあげる▲そうして、スクワットだ。やさしく抱いて、膝を折って伸ばして、ゆっくり上下する。赤ちゃんは、これでだいたいは泣きやむ。目がだんだん閉じていく。

そうして、ゆっくりとベッドに移せばそのまま眠ってくれる。でも、その時、よく着地に失敗する▲頭の後ろで支えていた腕を抜くとき、ザツにやると、目がぱっちり開いて泣き出すことがある。そうなると、また抱きかかえてスクワットする▲まあ、これも筋トレになっていいと思っている。お父ちゃんの健康管理につながるわけだ。