過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

黄疸でビリルビンの数値が高い

後2週間検診の際、あかりに黄疸がみられた▲採血して検査したのが3日前。母乳だけで育てていると、こういった黄疸はよくあることらしい。だが、総ビリルビンの値が異常値ギリギリ(18.3H)なので、2日後に検査に来るように、と医者に言われた。

ふたたび採血だ。手の甲からの採血は、相当の痛みをともなう。赤ちゃんは大泣きして可哀想でならない。医大への道は、この猛暑で、山道の往復で90キロ。しかも、病人の多い総合病院で待ち続けるのは、リスクが大きい▲なあに黄疸はよくあることで、大したことはないだろう。たんにお盆前に念のため検査してしまおう、ということなんじゃなかろうか。ということで、勝手に延期してしまった。

ところが昨日、医大の医者から電話があった。「どうして来なかったのですか、数値はギリギリなんです。ほうっておくと、取り返しのつかないことになる懸念もあるんです。できるだけ早期に採血して検査を」と言われた▲たしかにしらべてみると、生後2週間にしてビリルビンの値は高すぎる。顕著な高ビリルビン血症だと,神経細胞が破壊され、脳性麻痺、あるいは死亡の原因になる、なあんてことも書かれている▲さいわい、あかりは元気だと思うが、しかしやはり、心配ではある。明後日、検査ということになった。