過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「田押し車」の登場だ

ランはうれしそうに田んぼに入っていたが。もうコナギがびっしりと生えてきている。ワイヤのデッキブラシで擦って、根こそぎ落としていたが、いよいよ手に負えず、「田押し車」の登場だ。コロコロと押していけば、草が抜けてしまうというすぐれものの道具。これがわがやには、5台もある。

近所の農家が、いらないと捨ててしまうところ、もったいない、ともらってきていたのだ。そんなものが、たくさんあつまって、わがやには大きなノコギリやら、背負籠から、唐箕、あげくは日本軍の鉄兜やら、いろいろなものがある。そんな骨董品のひとつが、やっと役に立つようになってきた。