過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いよいよ田植えだ

楽舎農林部のビッグイベント。田植えに向けての日々。代かきは、二度のトラクターの沈没もあったが、なんとかクリアーできた▲さて、田植機の整備だ。放置していたので、まったく動かない。農協で修理してもらう。そして、夕方、田植えに向けて、苗を40枚買ってきた。

田植え機も苗もそろった。さて、どうやって植えていくのか、さっぱりわからない。アテにしていた寺田さんは、当日、仕事で参加できないという。あれまあ、段取りの悪さよ……▲ま、とにかく、現場で試行錯誤すればなんとかなるか。西村さんにも、天野くんにも、宇野さんにも、教えてもらうように頼んだ▲そんなこんなで、当日をむかえる。だが、田植機は現場でエンジンがかからない。しかもオイル漏れしているじゃないか。これは絶望的。

しかし、タイミングよくメンバーの寺田さんが、5条植えの田植機を手配して、片道1時間半かけてやってきてくれた。水路を乗り越えての田んぼの出入りには、かなりてこずった▲しかし、さすが自走式。2反の田んぼの田植えは、2時間ほどで終わった。やれやれだ。

あとは、毎日の水の管理。ひとつの田んぼは水が抜けるので、たいへんだ。そして、イノシシやシカ対策の電気柵を張り巡らせること。除草剤を使わないので、雑草対策だ。毎日、せっせと草むしりを続けることになるかと思う。

いろいろやることがたくさんある。手間も暇もチカラもいる。たいしてお金はかからない。こうして仲間とお米作りができるなんて、しあわせなことだ▲主食の米と大豆は、自分たちで作る。大豆からは味噌と醤油と納豆を作る。あとは、野菜は適当に作ればいいかなあ。