過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

勝坂の空き家に

月に3〜4件の移住相談がある。こちらの時間が許せば、春野の空き家を案内している▲19日はOさんを案内。木工をやるというので、人里離れた空き家を希望。神楽の里の勝坂の空き家を案内した。

廃屋になりかかっているが、自力で修繕できそうな家を気に入ってくれた▲ここの家賃は、なんと年間6千円。家の前には清流がながれ、草を刈れば広い庭が現れる。そして、背後には廃校と広葉樹の森が広がる。かなりの一等地だと思う▲補修費用だが、予算があれば、天竜区から補助金が出る可能性もある。補修費用の半額、経費の半額、マックス120万円まで。

かれは41歳。ここの集落は14世帯。もっとも若いので、いろいろと期待されると思う▲お祭の手伝いから、村の役仕事から。いろいろと厄介なことも出てくるとは思うが。そのあたりは、地元の世話役の方につないだ▲ただ、大きな問題はある。世話役の人から、なんどもトライしてもらっているが、空き家の所有者と連絡が取れないのだ。しばし時間がかかるかな。