過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里は空き家ばかり。その活用。

山里は空き家ばかり。昨日、訪れた勝坂の集落などは、連続4棟が空き家だ。そのまま放置されているので、廃屋になりかけている▲町が国の補助金でつくったロッジや茶店など、閉店のままのところが6棟もある。使われなくなれば、そのまま廃屋の道をたどる。

自治会が管理して活用できるかというと、難しい。なにしろこの集落は14世帯、しかも高齢者ばかりである。いまの流れとして、市としては活用されない資産を次々と壊してしまう勢いである▲こうした空き家と廃屋を借りて、学生たちが回収して活用するという道もある。雨漏りした家などは、改修といってもかなりの手間とカネがかかるが。ロッジなどは、〈おためし住宅〉として、若い世代に貸し出すことも可能だと思う。