過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

学生たちを連れて春野を案内

きのうは、学生たちを連れて春野を案内した。浜松学院大の地域共創学科、津村先生と学生たちが来訪。楽舎が受け皿となって、地域おこしのプロジェクトをすすめていくことになる。

6月からスタートする「楽舎の学校〈らくあん〉」を案内。ここで10人は寝泊まりができる。自己紹介は、ほたる公園で。知らないおじさんが寝ていたところに、どやどやとぼくらが集まる。おじさんも、ついでにミーティングに参加してくれた。

まずは、「そば処一休」さんを訪ねて、手打ちそばをいただく。店主の青木さんは、自力で4棟の家を建てた。学生たちの家づくりもテーマなので、現場の指導は一休さんにお願いする。わがやの敷地なら、数棟、建ててもらってもいい。

つぎに、中山間地の空き家の現状把握として、400年つづく神楽の里、勝坂の集落を案内。ここは14世帯で、あちこち空き家ばかりだ。学生たちが、まるご と1棟を借りて改修することもできる。使ってないロッジも5棟ある。また、廃校の勝坂小を活用してイベントもできる。秋には、勝坂神楽のお手伝いもしても らうつもりだ。

つづいて、平木の集落へ移動。間伐材で作った福山さんの3坪住宅を見せた。ひとりで2棟を建てた松本さんの家を案内する。ついでに、わがやの1700坪の 敷地をみてもらい、草刈やら納屋の片付け、薪割り、農作業など仕事はたくさんできるよ、と。そうして、最後に、3反ある楽舎の田んぼを見てもらった。さて さて、こうして素材はたくさんありすぎ。どんなふうに関わってもらうか、これから手探りだ。