過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

宮大工の夢を実現していただくお手伝い

78歳の宮大工の方。日本の伝統のワザを若い人に伝えたい。そのための学校を作りたい。「金はない。いや、金がないからこそできるのだ」そう言っていた。その方から電話をいただき、相談を受けていた。まだお会いしたことはない。

「ぼくも金はありません。でも、いろいろと人は紹介できるかもしれません」ということで、水窪の木工制作の廣山さん、そして中野さんを紹介した。中野さんからは、新城市で廃校を活用している「のき山学校」を紹介していただく。新聞にも投稿した。

そんなことで、この20日、かの宮大工の方は、相模原から愛知県の東栄町、浜松の水窪町をみてまわる。そのとき、ぼくは初めてお会いすることになる。先がどうなるのかさっぱりわからない、そういう流れはとてもおもしろい。大航海時代のマゼランの旅みたいだ。