過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

土地の所有権の移転登記が完了

やっと本日、土地の所有権の移転登記が完了した。土地と家をもらったので、その登記だ▲あるとき、取り壊すばかりになっていた家のことを聞いて、所有者に「もったいない、活用できますよ」と言ったところ、「じゃあ、ぜんぶおまかせします」と。それで、土地も家も譲っていただいた。それが一年前だった。

しかし、登記となるとなかなか手間で、伸ばし伸ばしになっていた。いままで、土地の登記などは、何度かやったことがあるけれども、なかなかの手間だ。司法書士に頼めばかんたんだけど、それではおもしろくない。自分でできることだ▲でも、やれ委任状だの、印鑑証明だの、住民票だの、土地の評価だのと、かなり面倒。まあしかし、法務局の相談センターはとても親切で、なんどか足を運ぶうちに、無事、完了したわけだ。

山里には、こうした空き家がたくさんある。空き家は放置すれば、どんどんと朽ち果てて崩れていく。補修するには100万円単位でお金がかかるし、しかし、取り壊すとなると、これまた100万円単位でお金がかかる▲なので、「もうぜんぶおまかせしたい、あとはよろしく」というケースもあるわけだ。こうした土地と家をいただいて補修して、田舎暮らしをしたい人に貸すことも可能だと思う。