過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

石猫

渥美さんを訪ねた。薪ストーブの前のネコが、まことに心地よさそう。渥美さんは、石にネコを描いている。ペンションを経営しようとして春野町に越してきた。が、なかなかお客が来ない。見通しが暗い。やっていけそうにない。

もう、ペンションたたもうか、仕事に出ようかというとき、川原の石にネコの絵を描くことにした。その石に描いたネコが、売れるようになった。すばらしいのは、家族みんなで描いていること。クリスチャンの一家なので、石の底には聖書の一節を刻んで、心を込めて描いている。


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