過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

春野人めぐり2日目

春野人めぐりの2日目は、17名の来客だった(うち子ども3人)これだけの方と話をすると、いっぱいいっぱいだね▲朝は、子育てしながら、山里でアクセサリーをつくって販売している夫婦。生活の安定のためにも、新規就農支援の制度を勧めてみた▲40歳前に新規就農すれば、年間150万円の助成金が5年間でるという農水省の制度だ。どんな作物を作って、どう計画を組んでという話をしていると、ちょうどそこに隣町で新規就農支援を受けている女性が来訪▲半年間の農林大学校に通ってから就農したという。トウモロコシなどを栽培している。アースバッグで家づくりも手伝っているとか。そんな話で盛りあがる。

午後には、古屋を借りて、みんなで手直ししながら田舎暮らしをしたいという方たち。また、ヨーガの先生と近くの旅館の女将。カヤックを手作りしている友人。4人で盛り上がっていると、やはり田舎暮らしを希望する夫婦の方が来訪▲名古屋からも二人が来訪。仏教とかインドの話に関心があって訪ねてこられた。やはり田舎暮らしを希望。どんな仕事をしてどうやって暮らしていくかという話になる▲また、大企業に勤めていて、はやく退職してやはり田舎暮らしを希望している友人も来訪。かれはもう3年くらい探しているが、なかなか適当な家が見つからない。

田舎暮らしといっても、たんに空き家があって紹介するだけじゃなくて、山里での仕事の可能性も一緒に考えることになる▲田舎暮らしサポートは、その人の人生の節目にかかわることになるので、おもしろい。近くに住んでくれれば、いろいろと協力しあって農作業やら大工仕事やら、やれることがたくさんある。ぼくの暮らしも便利で楽しくなる。