過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

訴訟費用確定の正本を取りに来いと

ディーゼル車にガソリンを給油されて車が破壊されたことの裁判は、先日、こちらが勝利して、訴訟費用も被告が負担となり、払い込みは完了している。訴訟額は80万円余、訴訟費用は3万円余▲訴訟額は払い込まれた。さらに、その訴訟費用の3万円ために、いろいろ手続きがあった。まず、訴訟費用確定の申請書を提出し、裁判所で確定してもらう。その確定通知を原告と被告に届いた後、払込が完了という流れだ。たった数万円でも、このために2ヶ月くらいはかかる。

確定の通知はファックスできたが、正本は後で郵送となる。裁判所は「そのための切手代を送れ」という。内容は確認できたので、とくに正本は必要ない。「あとで取りに行くので」と伝えておいた▲しばらくして、訴訟費用は振り込まれた。いまさら正本など必要ないので、放置していた。ところが、裁判所から電話があって「取りに来てくれないと困る。完了したという処理ができない」という。

こちらは、物事はとうに完了している。しかし、裁判所としては、「指示確定書の受け渡しは完了していない」ということだ。でも、こちらはちっとも困らない。「正本など、いまさら要らないので処分してほしい」というと「それも困る」と譲らない▲もうとっくに終わったことなのに、終わった後追いの指示書を取りに入りに行かなくちゃいけない。それも車で100キロ以上、往復3時間半かけて。ま、お役所がらみの仕事はこういうことが常なので、慣れてはいるけれども。

追伸;これを書いているうちに、裁判所から電話。「払込は完了したと電話で確認させていただいたので、記録に残させていただきました。取りに来ていただかなくても結構です」という回答。ということで、この件、完了。