過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

アフリカンドラムを叩いて踊ろうという企画も

アフリカンドラムを叩いて踊ろう! というワークショップを毎月開いていたことがある。参加者は50人くらい。もう18年も前のことだけど▲西アフリカのギニアジャンベドラムを5台くらい叩いて、真っ暗にして踊る。叫んでも飛び上がっても大丈夫。2時間半。へとへとになって汗だくになって、最後は、自然と瞑想状態に。そんな集いを一年くらい主催していた。

こういう集いは、女の人のほうがすごい。天からなのか、どこか別の世界からエネルギーが舞い降りてきて、巫女さんみたいになって踊る人も現れる。男は、というと、そういうのは苦手でみなさん圧倒されていた。こわいからね。

まじめなヴィパッサナー瞑想会というと、参加者の8割が男。踊りとかいうと、8割が女性だった。でも、まじめな瞑想には踊りがともなうといいし、激しい踊りには瞑想がともなうといい。それぞれが補完しあう▲そうして、こういう激しい肉体の動き、呼吸の動きの後のカタルシスの後に、瞑想が「自然と起きてくる」。〈あたま〉がとってもシンプルになって、余計なものが削ぎ落とされる▲そのうち、そんな集いをこの山里でも企画していきたいな。