過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

事業提案書をだしたら、3本の企画が一次審査通過した 

社会貢献活動に民間や行政が支援するという公募がたくさんある。今年になって、事業提案書をいくつか申請してみた。すでに1本がきまり、3本が一次審査を通過した。今月に審査員の前でプレゼンすることになった。これに通れば、事業の採択となる。

どんなのかというと、1つは、炭焼き窯をつくって放置竹林を伐採、竹炭をつくるという企画▲2つ目は、鍛冶屋、竹細工、紙漉き、遠州紬など伝統のワザを継承している方を訪ねて映像と冊子にする。作品展示と共にワークショップを行うという企画▲3つ目は、アートフルな田舎暮らしをしている15人を選んで街中でトークイベントを行うという企画。ま、田舎暮らし入門講座みたいなものだ。

いろいろ企画するのは楽しい。そして、実現しなければ絵に描いた餅だ▲企画を具現化するには、資金が必要だ。社会的に価値がある企画だからといって、ボランティアで人が動くのは限界がある。広報のためのチラシや冊子、ホームページの制作にはお金がかかる。といって、みんなから資金を集めるのは、至難のワザ。

そういうときには、民間や行政の活動支援に応募する道がある。採択されれば、上限が100万円とか10万円とか、必要経費の全額、あるいは半額など、それぞれ支援を受けられる▲もっとも、支援は活動に必要な経費分のみ。推進する当事者の人件費などは対象外だが。