過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

このあたりも空き家ばかり

きょう、ランを連れてぐるっと散歩したコースで、空き家を数えてみる。と、ざっと40棟くらいはあるかな。うち、教職員住宅(写真)とか警察の住宅などの空き家は30棟くらい▲あと、80を超えたひとり暮らしの家(空き家予備軍)は、ざっと20棟くらい。

数年すると、このあたり(つまり、ワンコの散歩コースだけ)で空き家は、60棟くらいになるということだ▲春野町全域でいえば、たいへんな数の空き家になるとおもう。あちこち空き家ばかりだ。

この空き家をなんとか、活用できればいい。月に5千円くらいの家賃で貸すよといえば、借りたい人はワンサカといないだろうか▲空き家のまま放置していても、なにも価値を生じない。壊すとなると一棟100万円くらいはかかる。ならば、貸すのがいいと思うけれども。

行政の所有している空き家は、田舎暮らしの短期の「おためし住宅」として利用してもらうとか。福島から移りたい人に貸すとか▲若い人たちが住んでくれれば、山里に活気が生まれる。過疎化対策になる。お年寄りの見守り支援になる。経済効果も生まれる▲そのあたりが、こんどのNPO法人の取り組み課題となる。