過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

そろそろまたインドに行きたいよーー

田舎暮らしを思いたった理由の一つは、東京の家賃の高さだ▲当時は、10万5千円も払っていた。毎年のようにインドに出かけていて、現地ではケチケチ生活を楽しんでいた。一泊数百円の宿に泊まり、スケッチしたり、気の向くままのバスと鉄道の旅。月に2万円もあれば十分楽しめた▲そんな貧乏旅をしながら、マンションの家賃がかかっているってのは、不自然だった。

家を買ってしまえばいい。けど、都心じゃとても高くて買えない。田舎の古家なら、都心の半額から十分の一の値段で手に入る。そしたら固定費はかからない▲夏は川で泳いだりカヤックをしたり、冬はインドかバリで暮らす、なんていう暮らしがいいなあ思っていた。

で、山里に家も土地も手に入った。移り住んで3年半。土地は2000坪ちかくもあって、広すぎて困っているけどね。月を眺めてのドラム缶風呂みたいなゆったりした暮らしは、実現できた。そろそろまたインドに行きたいよーー▲だけど、ワンコを飼っているので、長旅ができなくなってしまった。ニワトリやヤギも飼いたいけど、長旅をかんがえると難しい。そうこうしているうちに、歳をとっていくんだな……。