過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

生き方を・暮らしぶりを聞くのが楽しい

物との出会いもさることながら、やっぱり人との出会いが楽しい▲その「工夫」をみるのが楽しい。作って売るに至ったいきさつを聞くのが楽しい。生き方を・暮らしぶりを聞くのが楽しい。

先週末は浜松で大きなフェスティバルがあって、路上ライブやらアートの展示、露店販売などが出ていた▲匠の技とか芸術じゃなくて、普通の人たちが工夫して作った手作り品がならんだ。話しかけては、その工夫を聞くて、みなさん楽しそうに語ってくれた。

帽子のおじさんは、元刑務所の刑務官。みかんの皮を削って花のアートをつくる。ミカンを切る道具を売っていた▲ふくろうおじさんはお地蔵さんを石で刻んでいる。先日の、百古里庵でのパーティですぐに友だちになった▲また、裂き織りのマフラーを売っていた明るいおばさまは、裂き織を教えてくれるという。こんど習いに行こうかと思う。

2日間で出店料はたったの500円だって。来年、ぼくもなにか出店してみたくなった。