過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お米の脱穀

昨日の朝、ご近所の脱穀風景。この方は、米作りは今年でおしまい。もう体力が続かないという▲ぼくが来年から近くで田んぼを始めるということを聞いて、この脱穀機と稲刈り機をゆずってくださることになった。米はもちろん、麦の脱穀もできそう。田植機は、もう他の人にあげてしまったと残念がっていた▲田んぼは、つくっている人に言わせると、畑よりもかんたんだという。ぼくは除草剤を使わず無農薬でやろうと思うので、真夏の炎天下、草との戦いがたいへんだと思うけど。

米作りは、人手がいる。だから、機械設備が必要になってくる。トラクター、田植機、稲刈り機、脱穀機……。あらたに買うとなると、たいへんな投資だ。大規模にやらないと、それに見合う収入など得られない▲さいわい、こうして高齢になって田んぼをやめるという方もいるので、そういう方から譲っていただけるのが、まことにありがたいことだ。