過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ギャラリーを作る

友人がギャラリーをつくるというので、手伝った。友人は、これまでほとんど一人で家を2棟も立てている。さらにキット式の小屋も1棟。工法は、パネル(壁)を組み立てるツーバイフォー工法(木造枠組壁構法)だ。床面積は、8畳。春野町は、建築確認申請は要らない(工事申請だけで済むという)。

今回もツーバイフォー工法で建てる。ぼくらは、構造用合板を枠に釘で打ち込む。それらを床に垂直に立てるという作業。8時から始まって、休み休みで3時には四方の壁を立てることができた。あとは、屋根を張ると躯体は完成する。

ツーバイフォー工法は、壁で支えるので強度はかなりある。そして、つくるのがかんたんだし工期も短い。ホームセンターに行けば、構造材もパネルも売られている。寸法は揃っているので、ほとんど切ることもなく、釘やビスで打ち付ければ壁ができあがる。

なるほど、この方式なら、ぼくも8畳くらいの家ならつくれそうだ。自分で家を建てるなんて、夢のようなことだけど、この工法ならできそう。費用は材料費だけで50万円もかからない、と言っていた。さいわい敷地はあるし。家を作りたいという友人もたくさんいる。みんなで協力しあって、たがいに家を作っていくのも楽しいと思う。