過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山に囲まれて、ちょっとした王国のような土地

ここから20分ばかりの山奥。川にかかった吊り橋を渡った先の限界集落。空き家ばかりで、現在、住んでいるのは2世帯。先日、その空き家を友人に紹介した。30代前半の若いカップルで、木工と大工が得意なので、家の補修も自分でできる。

大家さんは、住んでくれればありがたいと、家賃はタダ。千坪を超える広大な土地も自由に使える。隣家の方は、若い人が住んでくれれば心強いので、大歓迎。こないだ会ったとき、住んでくれれば土地をあげるわと言っていた。

ここは、川で仕切られ、まわりは山に囲まれて、ちょっとした王国のような土地。間伐材を利用して、3坪くらいの住宅をいくつか建てて、田舎暮らしを体験するスペースにもいい。月夜の晩には、太鼓を叩いて焚き火をして、踊ったりしても楽しそう。数年したら、かれらの王国みたいになりそう。若いから、これからいろいろと可能性が広がりそう。いいな。