過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ひきこもりの方たちと、自宅から生放送で

100人余のひきこもりの方たちと、自宅から生放送でやりとり。『ニコニコ動画』の生放送だ。100人余の人が参加してくれた。7時間も話していた。▲先日、清水ひきこもり研究所の原科さんが訪問された。かれは引きこもりの人たちとニコニコ動画を介して、毎日、対話を交わしている。その原科さんが出張して取材に来てくださったのだ。

〈ひきこもり〉というと、人に会えない、会いたくない、電話やSkypeで話すのもストレスだろう。でも、このニコニコ生放送だと、視聴者は文字入力でこちらに発信できる。放映主は、それを即座にソフトで音声変換できる。だから、リアルタイムでやりとりができる。▲放映の途中、わがやにお客さん。ぼくの彼女と、空き家探しをしたいと木工をしている青年、手作りカヤックでアムール河を下るという友人が次々と。その方たちにも生放送に参加してもらう。一緒に空き家探ししているところも放映。

こんなふうに、山里暮らしを、生放送で発信していくってのもおもしろそう。たとえば、鍛冶屋さん、紙漉き、木工細工、陶芸など、個性的な暮らしをしている友人ががたくさんいる。そこに出かけていって、リアルタイムで対談を放映するのもおもしろい。

ともあれ、こんなにも手軽に映像を発信できる。視聴者と双方向でやりとりができる。さらには、録画したものをUstreamYouTubeにもアップできる。まるで、自分で放送局をもっているみたいなものだ。しかも、ほとんどお金がかからない。▲そういう時代になってきていることに驚く。自分から表現して発信していくと、出会いもひろがる、自分の生き方の見直しにもなる、ビジネスチャンスも生まれる。晩年になっても、人生もまた、おもしろくなっていくんじゃなかろうか。

そのやりとり映像 原科さんが編集してくれた。
http://www.youtube.com/watch?v=SDtqArdgXWE

清水ひきこもり研究所
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