過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

畑にあった電柱を抜いてもらった

うちの畑にあった電柱を抜いてもらった。一年前のことだけど。電柱を抜いてもらうなんて、まさか。そんなこと、ありえないし、考えたこともなかった。はなから不可能と思っていたことが、ものはためしにアプローチしてみる。と、すんなり動くことがあるんだなあと、学びだった。

きっかけは、うちの樹が電線にかかるので枝を切らせてほしいと、中電が許可を求めに来たこと。その際、「そういえば、あそこの電柱が邪魔だから、撤去してくれませんか」と聞いてみた。その時は「調べてみます」という返事。あとから「わかりました。撤去します」ということになった。おお、言ってみるものだなあ……と驚いた。

撤去が可能だったは、うちの敷地内であり、前の地主が中電にお願いされて立ててあげていたこと、すでに電柱としての役目は果たしてなかったこと。そんなわけで、数日後。7トン車という大きな車が何台もやってきて、工事に取り掛かると、3時間くらいで撤去。電柱は、コンクリート製かと思っていたら、トタン素材の筒で分解できるのであった。