過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

神社の参拝のしかた

神社の参拝の仕方について、いろいろな教えがある。「神さまには、お願いしてはいけない」という人もいる。「このようにいたします」と誓願すればいい。あるいは、「このようにいたします。どうか神さま、ひとつ背中を押してくださいませ」と。

あるいは、「感謝を捧げるだけでいい。生かされていること、こうして無事平穏に暮らして行けていることの感謝を捧げるのがいい」と。まあ、なんだっていいのだと思うけど。お賽銭を投げて、ご利益をお願いするってのは、ぼくには好きではない。
ともあれ、心身が清まるような鎮守の森があるのは、ありがたい。そうして、神社は早朝に行くのがいい。だれもいない参詣道の玉砂利を踏みしめていく道中がすばらしい。

ぼくは伊勢神宮に行くときには、だれもいない、夜がしらじらと空けていくときに参拝する。まことに厳粛な気持ちになるのだ。そして、ただただ、ありがとうございますと、感謝させていただくことにしている。