過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

台所で段ボール・コンポストをはじめた

段ボール・コンポストをはじめた。段ボールの箱に、土と米ぬかを混ぜて入れる。おがくず、わら、炭を入れいもよい。段ボールは、水分を吸って気化させるし、保温性がいい。たくさん生ごみを入れると、水分過多でふやけてしまうのが難点。あと、虫が発生するので、断ボールの蓋をしている。

段ボール・コンポストは台所に置く。生ごみが出るたびに放りこんで、シャモジでかき回す。この作業って結構、たのしいよ。攪拌して酸素を供給することで、微生物が活発にはたらく。だいたい温度は42℃くらいに上昇して、もわ〜っと湯気が出てくる。白いカビもすぐに生えてくる。やがて、微生物の力で、生ごみが堆肥になるんだ。

堆肥がたくさんたまってきたら、屋外の堆肥置き場に持っていく。いままでは、生ごみをいきなり堆肥置き場にもっていったので、タヌキやハクビシンやカラスに荒らされた。この方式なら、もう大丈夫。なにより、この段ボール・コンポストは、安上がりで手軽なのがいい。

自分で食べたものを、微生物の力で土に還す、そのプロセスを観察して味わえる、というのが、なかなか満足のいくところだ。