過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

べつにどこかに行かなくても、なにかをしなくても

朝起きると沐浴だ。庭にセットしたドラム缶の水風呂に頭まで入る。そのまま朝の光を浴びてしばし瞑想。若葉に爽やかな風が吹き抜けて、若竹がざわわわー。鳥たちがツーピー・ツーピーとさえずっている。

ロケットストーブ(一斗缶で作った薪で煮炊できるすぐれもの)で一日分のお湯を沸かす。ポット5本分。コーヒーを生豆から焙煎する。祝詞とお経をとなえる。そして、コーヒーを飲みながら、それでもすこし仕事を始めるところ。

べつにどこかに行かなくても、なにかをしなくても、いまここが幸せな暮らし。