過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お寺でお坊さんの話を聞く会にも

お寺というのは、なかなか懐が深いので、訪ねていくとおもしろい。お坊さんの話もおもしろいし、なによりお寺そのものに歴史が刻まれていて、いろいろなエネルギーが充満している。

先日は、ふるい禅寺を訪ねた。ここの阿弥陀像は平安時代のもので、まことにすばらしい。しばし端座して見入っていた。老住職は「わしはだいぶ耄碌しているので」と謙遜されていたが、含蓄のあるおはなしであった。▲「こんどまた友達とお話を聴きにきてもいいですか」というと、「ヒマだからいつでもいいですよ。ここで、お弁当でも食べながら、日向ぼっこしてお話をいたしましょう」ということになった。

きょう訪ねたお寺は、浄土宗で、徳川家康の長男の菩提寺だ。生物学の先生もされていた住職は、生物から、民俗学やら、なんでもいろいろと詳しい。肩の力が抜けていて、話していてラクなのがいい。▲やはりここでも「友人とや話を聴きにきてもいいですか」というと、「ああいいよ。本堂でおはなしをいたしましょう」ということに。

そんなわけで、「お寺でお坊さんの話を聞く会」なんて企画にも、なっていきそうだ。