過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

田んぼでお米を作りたいと

田んぼでお米を作りたいという友人が、ぼくのまわりに1人、2人と。いま5人くらいかな。まあ、その本気度には温度差があるけど。ぼくも、できるのなら、やってみたい。

さいわい近くには休耕田がたくさんある。「いいよ、貸してあげるよ」といってくださる人もいる。沢からの清流も豊富。日当たりも抜群だ。いっそのこと、まったくの無農薬、有機農法でやってみたい。機械も使わないで、唐箕とか千歯こきとか使って。お米作りができたら、これは最高に楽しい。生き方に自信がつくなあ。

でも、「やってみたい」のと「できる」のとは、おおきくちがう。問題は、その休耕田を耕して水田にするのに、どれくらいの手間がかかるのかってこと。だいたい何年も放置していた休耕田が、ちゃんとした田んぼになるのかなあ。わからない。

それから、田植えしてからの日々の水の管理、雑草を抜く手間がどれくらいたいへんなのか、わからない。素人集団で、できるのかなあ。やってみなくちゃわからない。さてさて、いつかたちになるのか……。でも、このプロジェクト。動かしてみたい。