過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

天理教の教会長のご夫婦が

今朝からいろいろなお客さんが。国会議員、さらには天理教の教会長のご夫婦が挨拶にこられた。こないだ地元の教会を訪ねてみたことで、縁ができた。教会長さんは、初対面だが、落ち着いて穏やかなお人柄で、とってもいい空間になった。天理教の法被を着ておられる。奥さんは犬が好きなようで、日向でうちのランをずっと撫でていた。

ぼくは江戸末期に創られた新興宗教の教祖の生き方に、関心がある。とくに、天理、黒住、金光、大本。幕末から明治にかけて激動の時代にも、民衆の心にぼっと火を灯して弘がっていった新興宗教

その教祖の生き方、暮らし方、その教え、その弘まりかたを学ぶのが好きだ。伝統とか格式とか慣行とか、そんなものにとらわれていない。直接、天あるいは神とつながって、堂々と教えを説いてきたその姿。国家権力から数々の弾圧にあってもめげなかった。

仏教のような堅苦しい難解な教えではない。学問も修めていない無名の主婦や農民が、天からのダイレクトな啓示を受けて、身近な農民たちに教えを伝えていった。だから、教えの内容はとっても分かりやすい。含蓄がある。深い。