過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

こんにゃくびわの葉療法で元気を回復中

この10日間、空咳が止まらない。熱はないが、体はダルいし、寝つきは悪くて眠りが浅い。気力も涌かない。つらい。▲そんなとき、近くで自然療法の講習会があった。そこで、コンニャクびわの葉湿布を教えていただいた。▲やり方はこうだ。茹でたこんにゃくをタオルでくるみ、その下にびわの葉を一枚敷く。肝臓(右脇腹)の上に乗せて温める。次に、うつ伏せになって腎臓の上にも乗せる。びわの葉の成分がじわっと体に染み込むのだとか。

とにかく気持ちがいい。体の中にしみこんでくるような、柔らかな暖かさだ。腸がやわらかくなっていく。お腹の緊張が緩む。腰までじんわりとしてくる。▲あまりに気持ちがいいので、家に帰ってからは、こればかり毎日やっている。肝臓と腎臓だけではなく、丹田、胸も温めている。▲おかげで、たしかに疲れがとれてきた。芯からダルさがとれてきた。不眠もなくなってきたようだ。やっと身体にエネルギーが戻ってきた。

「肝腎要(かんじんかなめ)というように、まさに肝臓と腎臓がたいせつなんだろう。その臓器を温めることで、血流が盛んになる。そのことで活性化されて免疫力が上がる。そういう仕組かなあと思う。▲まあ理論はよくわからないが、たいへんに気持ちがいい。疲れがとれて、気力が上がるのは確かだ。しばらくは、これにハマってみようと思う。