過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

雨が降りますね。ざんざんざか、と

雨が降りますね。ざんざか、と。気田川を見に行ったら、たいそう濁ってどうどうと流れていた。▲いい加減に草刈をしないと、うちの畑はジャングルみたいになってきている。▲ことしは大豆を植えようと思うけど、このあたりではみんなもう種まきは済んだみたい。うちの畑は、草を刈って土を耕し……と、はてはて、できるかなあ。▲こんなにも、うっとおしい雨だけど、まどみちおさんの詩を見つけたので、ご紹介します。

「水はうたいます」

水は うたいます
川を はしりながら

海になる日の びょうびょうを
海だった日の びょうびょうを

雲になる日の ゆうゆうを
雲だった日の ゆうゆうを

雨になる日の ざんざかを
雨だった日の ざんざかを

虹になる日の やっほーを
虹だった日の やっほーを

雪や氷になる日の こんこんこんこんを
雪や氷だった日の こんこんこんこんを

水は うたいます
川を はしりながら

川であるいまの どんどこを
水である自分の えいえんを