過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

川根温泉の足湯で出会ったおじいちゃん

先日、川根温泉に出かけた。この山里から50キロ、車で1時間半くいらのところにある。露天風呂から大井川の流れと、鉄橋の上を蒸気機関車の走るのが見える。▲そこの道の駅に足湯があった。おじいちゃんたちが、数名、雑談していた。仲間に入れてもらう。

この方は、88歳。とってもいい笑顔だ。たいしたものだ。なんか笠智衆に出会ったような気がした。▲「ここには毎日のように来ているよ。こうして足湯につかって、みんなとお喋りしていたら年を忘れるよ」と。戦争中は、飛龍という爆撃機をつくっていたという。▲こうしたお年寄りたちに出会って、その人生の歩みと笑顔を映像に残していきたいなあと思う。