過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

耐乏生活に入っても、やっていけるか

フリーでやっていた友人たちが、仕事がなくなってきたという。デザイナーの友人は病院の配膳のバイト、ライターの友人は学校の掃除の仕事をはじめた。これから先、どうにも見通しは暗いみたい。▲なにしろ日本経済は主力産業が軒並みの大赤字。人員整理がすごい。欧州はEUの債務危機だというし、中国経済だってそろそろバブルが弾けそう。インドもきびしい。世界大恐慌が迫っているような気がする。

それこそ、ある日突然、銀行取りつけ騒ぎなどにもなるのだろうか。みんな預金があるといっても、データとしてあるだけで、実際にお金を持っているわけじゃない。▲もう下ろせません、引き出し制限ですとなったら、困ることになるな。預金や株や投信などの金融資産が無価値になることもあるかも。▲たいした預金があるわけじゃないけど、万が一に備えて、現金とか金にしておいて、庭に穴を掘って瓶の中に入れておくってことになるのだろうか。

まあさいわい、ぼくはいまこの山里に移り住んで、年に100万円で暮らしていける体勢になった。さいわい広大な畑もある。水も燃料も無限だ。▲耐乏生活に入っても、やっていける自信はある。まあしかし、なんとかなると思っているけど、その時になったらわからないね。