過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

祭・伝統・ワザ

毒蛇が出るぞ、出るぞ

地蔵通りの思い出(1)「この中には毒蛇がいるぞ」。え!通行人が足を止める。「噛まれたらひとたまりもないんだ。この毒蛇をいまから出すぞ、さあ出すぞ」。路上に袋が置かれていた。中に何やら入っている。「いまからこの毒蛇に、おれの手を噛ませる」。そ…

「教育勅語」の現代語訳

なるほど。「教育勅語」の現代語訳。わかりやすい。 「教育勅語」は、いろいろ立派な徳目をあげているけど、最終的には、「一旦緩󠄁急󠄁アレハ義勇󠄁公󠄁ニ奉シ以テ天壤無窮󠄁ノ皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ」ということにつながる。「皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ」と。以下、Twitt…

プレゼンの制作中「納得のいく〈看取り〉と〈おくり〉を考えよう」

二次審査に向けてプレゼンの制作中。2本が一次審査に通っている。こちらは「納得のいく〈看取り〉と〈おくり〉を考えよう」。生と死の際のところに、どうかかわるのか。かなり宗教的、というか宗教そのものといえる。そんなテーマになる。連続シンポジウム展…

死と再生を願う祭

いまの時期が、一年で昼間の時間が一番短い。夏至の日と比べると、昼の長さが5時間もちがう。太陽のエネルギーがいちばん低い。まさに、陰が極まっているところ。そのときにクリスマスがある。その起源は、エネルギーの最低のときにこそ、あらたな復活、再生…

祭といえば、酒はつきものだが

集落の祭りが近づいてきた。もちろん神事がメインではあるが、祭といえば、酒はつきものだ。無礼講で酒を飲んで談笑する場となる。ぼくは酒は断ったので、酒の場にはあんまり近づかないようにしている。酔っぱらいを相手に話をすると、堂々めぐりで疲れるこ…

あの巨大なイチョウの木と再会した

あの巨大なイチョウの木と再会した。推定樹齢200年で幹周り5メートルもの巨木だった。昨日、水窪の友人の木工店をたずねたとき、なんと、そこに材木となって置かれていたのだった。大イチョウは、「森岡の家」(旧平野家住宅)という屋敷の敷地にあった。風…

座棺

これ、なんだかわかるだろうか。山奥に訪ねたお寺の本堂に置いてあった。なにかの祭壇だろう、神輿かなぁ。和尚に聞いてみたら、なんと座棺を入れて野辺おくりをするためのものだった。むかしは土葬だ。遺体は座った状態で丸い桶の中に入れる。いまも棺桶と…

山仕事の道具 トビ

これはトビという。鳥の鳶のくちばしにそっくり。間伐材をひろってきたときに、みつけた。山仕事の人の忘れもの▲材木・丸太を移動・動かす道具だ。丸太は水分を含んでいるので、とにかく重たい。手で持つとずっしりと腰にくる▲で、この鳶の嘴のような先を、…

手作りの道具

これらはみな、炭焼き窯をつくるための道具。地ならしのためのもの、壁を打ち付けるもの、天井を叩いてつくるためのもの。いろいろな用途がある。栗島清さんの手作りだ。釘やビスなど使わないで、楔で抜けないようにつくってある。一つひとつとってもステキ…

勝坂の集落のこと

いつも気にかけて励ましてくださる勝坂集落の大石さんが、妹さんとともに来訪。産後の肥立ちに、鮎とたくさんのミョウガをいただいた▲大石さんは、来られるたびに、丸太を切って作った椅子、山菜の佃煮、手作りコンニャクなど、いつもお土産をくださる。大石…

西浦田楽は夜通し行われる

西浦田楽は夜通し行われる。松明を焚いて、炎の光のもとで舞があるのが幻想的。そして、伎楽面の神秘性。最後の写真は松明というか、杉の板を張りあせて火を焚いている。この祭、なんと1300年にわたって継承されているのだ。能の源泉とされている。

「いにしえをつなぐアーティスト」は鍛冶屋、竹細工、阿多古和紙の匠たち

3月1日(日)は、「いにしえをつなぐアーティスト」鍛冶屋の片桐さん、竹細工の梅沢さん、和紙の大城さんのトークイベントです。みなさん84〜85歳という高齢で、生涯現役という匠の方たち。お人柄も、とってもすばらしい。無邪気で天真爛漫な方、妥協を許さ…

「にしうれ田楽」のおはなしとワークショップ

2月15日(日)の14時から、鴨江アートセンターで「にしうれ田楽」の代表を務める守屋さんのお話とワークショップがある。にしうれ田楽は、1300年間も続いている神事で、能の源流とされる。月の出から翌朝まで夜を徹して行われる。暗闇に炎が燃える中に浮かぶ…

「いにしえをつなぐアーティスト」のトークイベント

きょうは「いにしえをつなぐアーティスト」のトークイベント。勝坂神楽、浦川歌舞伎、川合花の舞の保存会の方々にお話をお聞きした。参加者は40名ほど。みな熱心な方たちであった▲勝坂神楽は400年、浦川歌舞伎は150年、川合花の舞は700年という長い歴史をも…

浜松注染そめの二橋染工さん

3月にワークショップをお願いしている浜松注染そめの二橋染工さんを訪ねた。じつは、電話でお願いして、すでにチラシも作成したが、お会いするのは初めて。こういう工場を見せていただくのは、とっても新鮮。浜松注染そめは、ボカシを基調とした両面染ができ…

「いにしえをつなぐアーティスト」のイベントのご案内 2月8日

「いにしえをつなぐアーティスト」のイベントのご案内▲2月8日に、鴨江アートセンターで行います。北遠に伝承された祭のなかから「川合花の舞」「勝坂神楽」「浦川歌舞伎」の三組の方に話をしてもらいます▲そのあともたくさん。2月15日は「西浦田楽」そ…

カメラで撮影する人がたくさん

きのうの「おくない」は、奉納するお年寄りと中学生、準備するのは地元の人たちだが、見物に来るのはほとんど外部の人たち。地元からの見物客はほとんどいにないようだった。で、カメラで撮影する人がたくさん。こうした民俗芸能の催しとなると、カメラマン…

懐山(ふところやま)の「おくない」

昨日は、引佐の懐山(ふところやま)の「おくない」という祭に出かけた。お寺の阿弥陀堂の座敷の中で行われ、ストーブと炭の火鉢が焚かれて暖かい。参加者は70名くらい。北海道や東京、関西からもきていた。国の重要無形民俗文化財。能や狂言のもっとも素朴…

三遠南信の民俗芸能を世界遺産に

こないだから、おもしろいかも、と頭の中に住みはじめだしたアイデア。三遠南信という愛知県の奥三河、静岡県の北遠州、長野県の南信州という3県が隣接したエリアの民俗芸能を発信していくということ▲これに秋葉街道という秋葉神社に参拝する古道を組み合わ…

チラシのラフデザイン

2月に企画しているイベント。今朝、チラシのラフデザインをいただいた。小林くんの作。もうすこし、あれこれと修正して年末までに印刷手配する▲伝統を継承する匠たちのトークイベント。職人さん(鍛冶、竹細工、注染、綿紬、櫛)と伝統の神事と芸能の担い手…

いにしえをつなぐアーティスト」の企画の中身

いにしえをつなぐアーティスト」の企画の中身。こちらは、祭・神事・芸能の伝統を継承する人たちのトークイベント。いずれも、鴨江アートセンターで14時から。みなすごい歴史がある。にしうれ田楽は1000年以上、川合花の舞は、鎌倉時代から、浦川歌舞伎と勝…

「いにしえをつなぐアーティスト」の企画

「いにしえをつなぐアーティスト」の企画を1月から行います。チラシのたたき台を製作中です。まだたたき台。こちらは、一面のカバーデザイン。小林くんが製作したもの。以下、コピー▲遠州は〈ものづくり〉の土地。鍛冶、竹細工、織物、和紙など、伝統手仕事…

山住神社を参拝

標高1200メートル。山住神社を参拝。入り口には対のヤマイヌが。杉の巨木は樹齢1300年だとか。わがやからここまで、40分くらい。17日が大祭なので、ふたたび参拝させてもらう。

「川合花の舞」と「勝坂神楽」

きょうは夜から佐久間町に伝わる「川合花の舞」を観に行く。夕方から明け方の4時くらいまで、夜通しで舞が奉納される▲冬に行われるいわゆる「霜月祭」の流れで、太陽の光が次第に弱くなっていく中で、ふたたびエネルギーを満たそうという神事らしい。「死と…

大鹿村歌舞伎

飯田の今田人形座を観た翌日は、長野県下伊那郡の大鹿村に移動。途中の道は、南アルプスを望む美しい景観。広葉樹がいっぱいの森が朝日に輝いていた▲着いたのは9時前。しかし、すでに整理券は配りおわっていた。朝の3時から並んでいる人がいたのには驚いた。…

飯田の今田人形座に出かけた

ということで、仲間4人で出かけた南信州の旅。まずは、飯田の今田人形座。これは、大宮八幡宮秋季祭礼に奉納される神事である。境内にある建物で行われる。照明はロウソクの灯りだけというのが、すばらしい。人形を扱うのも、大夫も三味線も、みんな村人。た…

祭の打ち上げにコンパニオンが6人も

地域の秋祭りも終わった。ことしは全く参加しなかったけど。この地区は、自治会費は毎月、3千円〜5千円くらいと高額だ▲さらに祭ともなると、子ども連だの中老だの寄付の依頼がきて、自発的な寄付だけど、1万円くらいはかかる。三年前にこの祭の裏方に参加し…

浦川歌舞伎に行ってきた

浦川歌舞伎に行ってきた。佐久間町の浦川で150年の歴史士のある農村歌舞伎だ▲演目は、『傾城阿波の鳴門』(けいせいあわのなると)、『白浪五人男』(しらなみごにんおとこ)、『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし─お富さんと切られの与三郎の話…

紙漉き職人の大城さん

「阿多古(あたご)和紙」をつくっている大城忠治さん。先日、ご夫妻で訪ねてきてくださった。お土産に、ヨモギと楮(こうぞ)でつくった手製の和紙と、ダンボール箱いっぱいの野菜をいただいた。ことし83歳。この笑顔がいいね。一緒に山を歩いていると、ひ…

新宮池の祭

夕暮れが近づくと2隻の小舟がお囃子とともに池に漕ぎ出す。闇の中、池の上にお囃子が響きわたり、花火が打ち上げられた。20日は、「ほくえん歴史民俗研究会」のオフ会で、春野町和泉平の新宮池の祭の日に行った。新宮池は標高500mの山頂から湧き出る水を…