過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日常の風景

よく燃える焼却炉

よく燃える焼却炉。一斗缶を加工したもの。煙がほとんどでない。大きい穴がたくさん空いているので、酸素がたくさん入るからだろう。ちょっと庭先でダンボールなど燃やすのにいい。きのうの「はざし屋」のオヤジさんからもらった。一斗缶は石油スタンドから…

火鉢にしてみた

日当たりのいい暖かい部屋は、赤ちゃんと妻の専用スペースになった▲ぼくのしごと空間は、キッチンのそばのいちばん寒いところに追いやられている。日当たりは悪い。板の間で断熱材なし。下から冷えがしんしんと伝わってくる▲けれども、とても居心地はいい。…

まずは手をつけるだけでも

完了しようと思うと、プレッシャーがかかって、なかなか手を付けられない。手を付けていないと、リアリティが遠ざかる。仕事がますます遠ざかる。けれども、漠然と「ああやらなくちゃ……」という思いだけが肥大化して、自分を苦しめる。完了しようとは思わず…

相槌ひとつで

相槌ひとつでよくない印象を与えるときがある。むかし学生時代の頃、人の話を「ん、ん」と聞くクセがあった。目上に人に対してもだ。それで、ある人から叱られたことがある。以来、目上の人に対しては、「ん、ん」とは頷かない。「はい」「ええ」にしている…

アコーディオンを弾けるようになりたい

ヴェルディ「運命の力」の序曲。オーケストラでは、クラリネットのソロで演奏される旋律。このアコーディオンの演奏もすばらしい▲アコーディオンを弾けるようになりたいけど、難しいこと難しいこと。楽器はなんとも重たい。リズムをとって蛇腹を膨らませたり…

軽トラの車検に

昨日、ふと車検を確認したら、なんと軽トラックは9月に切れていたよ。そのことを知らずに乗り続けていた。危ない危ない▲きょう、あわてて自賠責に入って、役所で仮ナンバーをもらって、車検場に行ってきた。ブレーキランプが切れていたので、自分で取り付け…

重曹は、なかなか便利

重曹は、なかなか便利。油を分解するので、汚れ落としにつかえる。水に溶かして100均のスプレーを常備している。シュッと拭いては汚れ落とし。脱臭効果もあるようだ。ちょっとしたキーボードの汚れ落としにいい。台所でも活躍。換気扇の油落とし、茶碗の茶渋…

滝を浴びていたらランがいない

滝を浴びるのは気持ちがいい。頭からドドドーと水圧がきて、シャキーンと冴えわたる。邪気を払い落としてくれるような気がする。しかし、そんな滝はなかなか近くにはない▲朝、ランの散歩をしている時、人工的な滝だけど、ここで浴びたいと思った。水量はちょ…

ランは川も水が大好き

ランは川も水が大好き。なにしろ黒い毛皮着ているから、暑くてたまらないんだなぁ。川を見るやざふざぶと入って泳ぎだす。田んぼの用水路の水にスイカを冷やすみたいに浸っている。深い用水路でも、飛び込んでいく。垂直の壁でもへっちゃらで登ってくる。甲…

フローリング貼りが完成

やっとフローリング貼りが完成。床の間を洋間にした。古畳を運び出し、角材で根太を打つ。根太の間に断熱材を入れ、下地の合板を貼る。材料は、ヒノキの無垢材とした。合板よりも高くつくけど、歩き心地やぬくもり、柔らかさ、味わいで無垢がいい。難しいの…

畳の部屋をフローリングに

大工仕事の日々。うちの畳がかなりボロボロ。畳を新調しようと思ったけど、かなり高くつく。この際、フローリングにしてしまおう。そして、どうせなら自分でやろうということになった▲材料の手配は、建設会社の友人にお願いした。角材、コンパネ、断熱材、ヒ…

イワヒバを買ってしまった

これは、イワヒバという。思わず気に入って衝動買いしてしまった。この中国の桂林みたいな岩がいい。じつは、岩じゃなくて、木の化石なんだそうな▲このおじさんと親しくなって、原価で分けてもらった。こんどお訪ねすることになった。盆栽はいままでずいぶん…

ランは納屋に

納屋の片付けの日々。ものすごく乱雑な納屋からモノを運び出しては、整頓をはじめた。ランも居場所も確定しておらず、一時的に納屋に。くわえているのは、子どもの時からお気に入り玩具で、いつも犬小屋に置いてある。

流れのなかで、縁に生かされながら。興味にまかせて

ありがたいことに、毎日、いろいろなお客さんが来てくださる。こんな、はるか山奥の不便なところに、だ。車で2時間も3時間もかけて▲相談事があるんだけど、いい話を持ってきたよ、ついでに寄ってみた、顔を見にきたよ、元気にしているかぁ、これ、食べるかぁ…

田舎もいいけど、都会もいいよね。

「医食同源」と看板にある。ここは、「素食の中一(なかいち)」。国立(くにたち)市にある精進料理の店だ。国立は20年間も暮らしていたんだ。友だちがたくさん。かつての友だちと再会▲「そばにいる人を心から大切にすることができたら、池谷はもっと魅力的…

やっと片付け開始だ

この一ヶ月かけて、片付けをする。家の中も納屋も畑まわりも▲東京からこちらに引っ越してきて、まる5年。納屋にしまいっぱなしのダンボールがまだ50箱もあるよ▲「とりあえず置いとこう」「あれも、これも」ということで、ところせまし。しかも、散乱してい…

竹で作っている作業小屋

相方の引っ越しの荷物運びの帰りに、田中さんの家を訪ねた。田中さんには、なにごともいつも相談にのって頂いている。すぐれた知恵袋としてありがたい。話していると、いろいろと閃くし、ときに過激に、ときにぼくの暴走気味な発想も穏やかにしていただいて…

ついに40刷。累計13万部に。

6年前につくらせてもらった本が、この5月1日で、ついに40刷。累計13万部となった▲この1年余の間、まったく増刷にならなかったので、もうこれで止まったかなあと思っていたら、うれしい。まだ脈があった。これ、内容も不思議な本だけど、売れ方も不思議▲出版…

ランもいつの間にか、もう4歳

部屋の片付けの最中にランが部屋に侵入してきた。ネコのガネちゃんが死んだので、わがものがおで部屋を歩きまわる。ランもいつの間にか、もう4歳。今年こそ、子どもを産ませてあげたいものだ。

玄関で歌っていると、よく声が響いて気持ちがいい

仕事していて頭にエネルギーが上って疲れると、歌う。ぼくが歌うのは、インドのお経とバジャンあるいはキールタンという祈りの歌。で、応接間が楽器でゴチャゴチャしていたので、思いきって玄関に移動した。こんちわーと入ってくると、こんな感じになってい…

犬小屋をもらってきた

先日、百古里庵の六さんから、犬小屋をもらってきた。無垢材を使ったものすごく大きくて堅牢なもので、大人4人でも持ち上げられないほど重たい。ぼくが中に入って瞑想できるくらい広い。下の写真は、公民館。風情があるよね。

来客と満開の桜

怒涛のイベント月間が終わったところで、実績報告やら本作り、来年の企画書づくりやらで、あいかわらず家事と片付けは後回し。そのため、家の中はごっちゃごちゃ。納屋もごっちゃごちゃ。ちょっと気が重たい。大石さんは、今朝も砂利を運んできてくださった…

焚き火のできる小屋

こんど楽舎として事業展開するために、ハローワークに求人の登録に行った。帰りに、気功師の鈴木さんを訪ねた。焚き火のできる小屋の居心地がよかった。わがやもこんな小屋を作りたい。ひとつ50万円くらいで建てたという治療室も、なかなか便利そう。別途、…

国立の〈やほろじ〉にて

国立の〈やほろじ〉にて。ここは雰囲気のいい旧家で、よく作家の山口瞳さんなどが訪れていた。いちど嵐山光三郎さんに、ここでお会いしたことが会った。いまは、こうした雰囲気のいいレストランになっていて、とってもくつろげるスペースだ。とっても田舎び…

楽しい友人たちとのおしゃべりが延々と

一昨日は、用事があって東京まで。20年間も暮らした国立では、楽しい友人たちとのおしゃべりが延々と。楽しい旅だった。京子さんとなつかしの谷保天神にも行ってきた。2月のある朝、この神社のお賽銭箱の上で、ネコのガネちゃんがずっと待っていた。以来、14…

ちょっと作詞ブーム

ちょっと作詞ブーム。参考になるのは室町時代「二条河原の落書(らくしょ)」とか「狂歌」がおもしろい▲「此頃都ニハヤル物 夜討 強盗 謀(にせ)綸旨/召人 早馬 虚騒動(そらさわぎ)/生頸 還俗 自由(まま)出家/俄大名 迷者/安堵 恩賞 虚軍(そらいく…

宅配のネットクリーニングがあることを知った

葬儀の時の喪服のクリーニングをだそうと思いつつ、放置。もう3か月近くたつ。山里にいるとクリーニング屋が遠くて、めんどうだよ。ということで、宅配のネットクリーニングがあることを知って、さきほど登録した。出かけなくていいのが便利。ヤマトが取りに…

ソローの「森の生活」から

年末になったのに、片付けはこれから。なにしろモノが多すぎ。あれこれといろんな企画をして、やることがおおすぎ。ざわざわしている心。ということで、「森の生活」(講談社学術文庫)のソローの言葉を味わう大晦日。・たいていの人間は、単なる無知と誤解…

甲斐犬をつなぎとめているのは

こんなに精悍な甲斐犬をつなぎとめているのは、気の毒な気がする。こうしてうちの敷地につないで、そばでぼくはゆったりと瞑想している。仕方ないよね。

家の中が居心地いいようだ

猟犬の甲斐犬なのに、家の中が居心地いいようだ。いつの間にか、ぼくのスペースに居座っている。こら!と叱っても、いっときの敬順の姿勢だけ。