過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

イスラーム経済のしくみと、マルクスの関心の持ち方とがつながるという新しさ

①マルクスの問題意識人新世の「資本論」齋藤幸平著 集英社発行が売れている。マルクスの思想のまったく新しい面を「発掘」し、展開している。こんな難しい本が、なんと30万部超の大ヒット。今の経済のしくみを冷静に分析するという意味でも、この書もマルク…

「自分史聞き語り」は続いている。3話目だ

87歳の方の「自分史聞き語り」は続いている。3話目だ。-------------------戦時下は、いつも食糧難であった。栄養不足のため、母は乳の出が悪くて、生まれたばかりの妹は、とても小さかった。 私が小学校5年生の時だ。妹が生まれて一ヶ月のとき、母と一緒…

空き家のマッチングの仕事の可能性

いま山里は空き家だらけ。かなり加速度的に増えている。あこちもこちらも。あと数年したら、それこそ集落がなくなるかも。 ということで、次のような仕事の可能性もないことはないか。ま、地域との付き合いとか、ハードル高いけれども。-------------------…

軸足を編集のほうに。やはり本作りにエネルギーを注いでいこうと

先日、ひさしぶりに友人から電話があって、長話をした。彼は少し鬱気味で辛かったようだ。 私も体調がけっしていいほうじゃないので、他人を励ますなんてできないし、しない。自分のありようを語るのみだ。 「現実と直面するしか、現実を乗り越える道はない…

イメージを使うという方法

呼吸について、内側から感じる、気づく、観察するということについて書いたけれど、ちがう方向のアプローチがある。それは、イメージを使うという方法。 こちらは、祈りとか念、祈祷の次元になると思う。仏教の文脈でいうと、前者は原始仏教、後者は密教に近…

かぎりなく伸ばしていく。かぎりなく縮んでいく。

呼吸法についての探究。息を吸うとき、「ここまで」と止めない。かぎりなく吸い続ける。やがてある時点で、吸うことが止まってやがて「吐く」ということになる。 吐くときも、「ここまで」と止めない。かぎりなく吐き続ける。やがてある時点で、吐くことが止…

こんど、奈良の吉野の仕事が入ったので、その時に訪ねるよ

奈良の五條市にいる親友が、毎年、貴重な桃を送ってきてくれる。学生時代、ゼミの合宿でほんのちょっと話をしただけのつながり。ともにそのゼミは脱落したし。 奥様がいつも丁寧に手紙をつないでくれていたので、つながってきた。学生時代の友人で、交流があ…

いつまでも元気でいてもらいたい近隣の頼もしい人

どどどどどどっ。ん? だれだ? おーい、元気かぃ。やってきたのは、近所の岩本さん。82歳。 ひさしぶりに、バイク乗るんだ。これは、じつは女房よりもかわいい。言う事聞いてくれるからな(笑) うちのラン(甲斐犬)の散歩に行ってくれたり、梅の実をたく…

聞き語りで自分史づくり

聞き語りで自分史づくりをしている。 先日、山の中の集落に嫁いできた方の話を書いたが、その続きである。----------------------当時の小俣集落はまだ完全電化されておらず、小水力発電であった。小俣川でタービンを回して水力発電し、各家庭に配電していた…

遺産争いの典型的なケース

ひとり暮らしの親が倒れる。子のところに世話になる。親は預金など子にまかせる。すると、子は親の財産を勝手に頻繁にATMで引き出して使い込む。 親が死ぬ。他の子たちは相続の時、財産がすごく減ってしまったことを知る。それで、遺産相続の分割が決まらな…

虫除けスプレーを試作中

虫除けスプレーを試作中。 ドクダミをホワイトリカーに漬けたもの。これは、かなり効果あり。水虫も治ってしまう。 5日前にミントをホワイトリカーに漬けてみた。こちらもかなり効果がありそう。リキュールとしてすこし味わってみたら、かなりおいしい。 ヨ…