過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-01-01から1年間の記事一覧

目を離したとき、なにか起きるかわからない。そんなリスクがあるのがデイサービス

きょうのデイ。 目を離したとき、なにか起きるかわからない。そんなリスクがあるのがデイサービス。 なにしろ80代、90代の高齢者を預かるわけで、つねにリスクはつきまとう。 --------------------- ひとつは、送迎のクルマの乗り降り。転倒することもありう…

昭和歌謡をYoutubeから映像を流す

デイスサービスで利用者さんに、昭和歌謡をYoutubeから映像を流す。むかしを懐かしんで喜んでくださる。そこから、話に花が咲く。 いままで演歌は、好きではなかった。ところが、利用者さんのために昔の歌謡局、ムード歌謡。演歌などを集めていくと、なかな…

「春野人(はるのびと)めぐり」来訪者4名

「春野人(はるのびと)めぐり」の投稿の続き。 今回の参加は、1日だけ。NPO法人楽舎(らくしゃ)ではなく、デイサービス「みんなの家」としての初参加だ。売るもの、見るものもなし。デイサービスを宣伝しても利用者が増えるはずもなし。おしゃべりをしたい…

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は17回目

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は、12月7日と8日に行われた。 「山里の普通の暮らしの魅力、人の魅力の発信」であり、「移住者と地元そして、まちなかの人をつなぐ」という意義がある。 昨日だけ、「デイサービス みんなの家」として参加させてもらっ…

いまの日本のITの現状。他の先進国とは、はるか水が空いていると感じる

メールやFAXのやりとりの確認の続き。 いろいろな自治体とやりとりしているが、書類を送付しても、「いただきました」というメールはほとんどない。 大切な要件は、メールして、そしてまた電話する。「あのお、メールを送りましたが、見てもらっていますか」…

「言ったつもり」「渡したつもり」「送ったつもり」になっていた、しかし

「言ったつもり」「渡したつもり」「送ったつもり」になっていたわけだ。 よくあることだ。これは仕事でも家庭内でも同様。 仕事というのは、この確認に手間がかかる。確認を怠ると輪をかけて手間がかかる。仕事のかなり重要な要素になる。 ----------------…

映像で昭和演歌を見てもらった。

きょうのデイ。 映像で昭和演歌を見てもらった。Youtubeだ。検索すれば、どんなものでも、即座に出てくる。 映像の力は大きい。Youtubeにストックされている情報量のすごいこと。はい、次。はい次、と、繰り出してみた。たいへん好評だった。 美空ひばり、三…

だって、怒ったら自分が損じゃない

きょうのデイ。 Mさんは、大正15年生まれの93才。母が生きていればおんなじ年だ。 ひとり暮らし。足腰もしっかりしていて、スタスタ歩く。 丁寧な優しい方で、とても安定している。 いつも静かに、読書したり、塗り絵などをしている。色に強弱をつけてとても…

とくに介護の仕事は、「人件費率」が高い

きょうのデイ。 経営というのは、難しい。これまでのように、自分の才能だけで食っていける道とは違う。そこが、一番の悩みどころ。 「売上と経費バランス」に悩む。「売上を上げる」ととに「経費の削減をする」。それを両輪のようにやらなくちゃいけない。 …

夫によって魂の修行をさせてもらった、と語る

きょう出会った80近くになる女性との立ち話。数年前に夫を亡くされ、いまはひとり暮らし。 --------------------- 近頃、友人と語るのは、「どうやってこの世を終えていくのがいいのか、葬儀はどうしよう、お墓はどうしよう」という話ばかりです(笑)。 葬…

なかなか出会うことのない人と人をつなげる、結ぶという役割と

きょうのデイ。 利用者さんには、元町長もおられる。ひとりで新聞を読んだり、読書したり。よく、うとうと居眠りしている。塗り絵などはしない。みんなとのお喋りもあんまりしない。 -------------------- 書の達人なので、いつもお願いしているのは、今週の…

12月1日から、デイサービス「みんなの家」の事業を継承

11月28日に開業の認可。12月1日から、デイサービス「みんなの家」の事業を継承。まだ見習いつつ、スタート。あかりもランも参加している。後ろの施設が「みんなの家」。

実際に」「具体的に」「自分の身体が」「いまここで」それができるかどうか

弱い人に寄り添うのは、たいせつなこと。だが、「実際に」「具体的に」「自分の身体が」「いまここで」それができるかどうか。ということになると、これは別問題。-------------------この一ヶ月、デイサービス事業の継承のために、送り迎えの見習いをしてき…

山本太郎 浜松での対話集会

まさに、ぼくはこの現場にいた。 実際に、このゲノムの整然とした説明を聞いていたら(一番最初の、聴衆あの質問がそれだったので)、「こりゃあかんわ」と、デパ地下の食品売り場に移動しようと僕は思った。 そのときに「そんな話を聞きにきたんじゃないん…

「反社会的勢力様」

かなしき惨状すぎる。法務大臣が「新社会的勢力」の定義を答えられない。官房長官も同様。 あまつさえ、「反社会的勢力様」と答えている。反社会的勢力と同化した内閣、与党。そして官僚たち。さらには、司法もマスコミも。芸能界はもとより。……そう言われて…

父と娘の血圧と脈拍

子どもの脈拍の速いことがわかる。上はあかり(4つ)。下は左はお父ちゃん。 お父ちゃんの血圧は、今回は、高いほうだ。あかり血圧はこんなものなんだろうか。ちゃんと腕を入れて測ってないからかな。-------------------心臓というのは、生きているかぎり、…

「せん妄」「被害妄想」そして「伝説」「神話」に。

高齢者には、「せん妄」「被害妄想」が起きることがある。たとえば「盗られた」あるいは「叩かれた」という場合だ。 いずれにしても、自分が被害に遭ったという意識である。----------------------「事実」でない場合がほとんどだろうが、本人はそのように思…

つかんでは手放し、つかんでは手放し、そうして進むことになる。

12/1から開始するデイサービス(みんなの家)の事業は、「地域のごちゃまぜ交流の場」「生涯学びつづけられる場」になっていく。そういうイメージを。 「支援や介護の必要な方」と、「地域の元気なお年寄り」との交流の場に。さらには、「子どもが遊び場」。…

ランと駐在さんと

きょうのデイ。 ラン(甲斐犬)を施設に連れて行った。ランを木製のデッキにつなげておいたら、日があたって気持ちが良さそう。 利用者さんも、ランがそこにいるので、めずらしくて楽しそう。「やさしそうなワンちゃん」と、評判がよかった。 ランも、癒やし…

そこで、山本太郎と。

山本太郎の浜松駅前の街頭演説に接して、「さすが」と感銘した。そこで感じたこと。--------------------①あらかじめ用意した話を伝えるだけでは、人の心に響かない。いわゆる話が上手い人は、流暢に話はできるが、相手の心に響かない。 ②そこに「自分」を持…

朝のつぶやき

①「子どもと教育」。子どもはみんな天才だ。それが、学校教育を受けると凡才になっていく。 みんなが一緒でなくちゃいけないという同調圧力のもとで。そして、偏差値教育に突き動かされる。 他人より優れているか劣っているか。そこで評価される。学びが、我…

渋柿220個を、利用者さんが剥いてくれた

きょうのデイ。渋柿220個を、利用者さんが剥いてくれた。剥いた皮は干して、たくあん漬けの色付けに使ってみる。さて、おいしい干し柿ができるかな。------------------おためしサポーターとして、Mさん(86齢)を誘った。夫も娘も亡くしてひとり暮らし。親…

市役所に申請、共産党の控室、そして山本太郎

昨日の午後は、市役所に、デイサービスの最終書類を提出に出かけた。なにしろ往復100キロの距離。いちど出かけるとなると、まとめてあちこちに寄らなくちゃ。妻とあかりと三人で行く。-------------------まず、健康福祉部介護保険課を訪ねて、デイサービス…

突然、ひたひたひた、ダダダダダーっと獣が走り去る音がした

漆黒の闇のなか、獣たちの足音がする。正体わからず。 〈まちなか〉に出かけて帰宅。気配を感じて、ランが「連れていけー」と吠える。仕方なく、深夜の散歩。 深夜で新月。とにかく、まったくの暗闇なのだ。まさに「一寸先は闇」。気田川の水の流れる音だけ…

「アイヌ神謡集」

梟の神の自ら歌った謡「銀の滴(しずく)降る降るまわりに」狐が自ら歌った謡「トワトワト」狐が自ら歌った謡「ハイクンテレケ ハイコシテムトリ」兎が自ら歌った謡「サンパヤ テレケ」谷地の魔神が自ら歌った謡「ハリツ クンナ」小狼の神が自ら歌った謡「ホ…

戦争の本質というものを考えてみた

朝、戦争の本質というものを考えてみた。 ①戦争とは、人が人を殺し合う。徹底的に痛めつける。いのちを、身体を、心を。家を、道を、建物を、橋を。大切にしている神殿やら神さまも、宝ものを破壊し続ける。相手が降参するまで続けられる。 ②欲張りで思い上…

異業種交流の拠点にも

きょうのデイ。 大手の信用金庫の本部から、4名来訪。融資してもらおうということではない。M&A、起業支援、法人営業の部門。山里における企業のマッチング、空き家の活用、異業種交流などについて語り合った。 これまで企画してきたイベントについて語る。…

お母ちゃんを中心にしたマンダラを描いていた

きょうのあかりアート。 ──これはなあに。母ちゃんとあかりちゃんだけ。──あれ、お父ちゃんはいないの。いない。(きっぱり)──どこかにいるのかなあ。いない。(きっぱり) といって、お母ちゃんを中心にしたマンダラを描いていた。

渋柿を取らせてもらった。200個くらいあったかな

きょうのデイ。送迎は、すこし寄り道してみたら利用者さんも新鮮だろうと、違うコースを走ってみる。すると、渋柿がたくさん実っていた家があった。 ちょうど、おばさまがそこにいた。こういうときには、気軽に声をかける。 「渋柿たくさんありますね。見事…

納得のいく看とりとおくり

田中さんが来訪。妻の「看取りからおくり」に至る体験。自ら柩(ひつぎ)作りから手作り葬の話。これまで、田中さんの看とりから葬儀に至る流れを書いブログを編集して印刷して差し上げた。 これから、妻の故郷の鹿児島に遺灰を持っていき、海洋散骨。そして…