過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

監視社会がすすむ日本

Facebookが個人情報を大統領選挙に提供していたことが伝えられている。 アメリカはアメリカの「愛国者法」(二〇〇一年一〇月成立)。監視社会が愛国心、テロ対策ということで急速に監視社会になっている。日本もそれに習っていくと思われる。 事実、「緊急…

国は、除染で出た土を全国で再利用する計画

「国は福島第一原発の事故に伴う除染で出た土を全国で再利用する計画」と。残留農薬たっぷり・遺伝子組み換えトウモロコシの爆買い。ともあれ、日本人を自滅、根絶やし、ダメにしようとしている政策と考えるとわかりやすいが。https://www3.nhk.or.jp/lnews/…

「生きがい特派員」の投稿

「生きがい特派員」(静岡県健康長寿財団)というのをやっている。仕事というかボランティアというか、縁があってというか。年に10〜20本くらい投稿するのが主な仕事、あとは会議に年3回、静岡まで。取材ネタ探しには困らないが、今回は、自分ネタで投稿した…

福島原発の除染を行っている人の体験

かなしすぎる・愚かな現実。福島原発の除染を行っている人の体験。風評被害対策のために、「やってる感」を出すだけの除染作業に。 除染しても除染しても、数値は減らず。それはそうだと思あ。広大な森にたくさんの放射能が舞い落ちて、森は手付かず。そして…

テキストデータにする最大のメリットは、瞬時に「一括検索」できること

岩波書店の「仏教辞典」(800頁)をテキスト化して、自分のデータベースにしようと思い立った。テキストになれば、読み込んだとき大切なところはゴシックにしたりマーキングしたり、メモを加えたりできる。 まあ、仕事ではないので趣味として、気分転換とし…

あらためて、ZOOMは便利と思う

マウイ島(ハワイ)で暮らしている方と二度目の出版の打ち合わせ。時間を決めて、ZOOMというネット回線のテレビ電話(無料)でやりとりした。すでに原稿はできている。でも、出版社が「出そう」といってくれるレベルではない。そこをなんとか、うまい切り口…

結婚という暮らし

ひとり暮らしがすごく長かった。結婚して共同生活になると、わがままできず。ましてや子どもがいたら、もうたいへん。ま、しかし、苦労もするけど、語り合い、学び合い、気づきあがあるいうのは、人生の晩年、ありがたいこと。 秋から妻と一緒に新規事業にす…

太宰治の「たずねびと」という短編

戦争中の文学をいろいろ読んでいた。野坂昭如の「火垂るの墓」、高橋和巳の旋盤工の徴用工の体験、井伏鱒二や池波正太郎の体験など。 太宰治の「たずねびと」という短編があった。さすがに太宰は、すらすらと読みやすい、おもしろい。 ほんとうに戦後は食糧…

十分に上手に表現された怒りは、調和と両立するという道が

ひとりで暮らしている分には、だいたい人に出会わないので、「怒り」が出てくるということは、そんなにない。 家庭をもつと、それはやはり「思うようにならない」ことばかり。その人ならではの美学や思い入れがあるから、そのあたりはぶつかる。 ものの言い…

いろいろな移住相談を受ける

いろいろな移住相談を受ける。会ったことも見たこともない人からだ。 先日の方は、直感でエネルギーが分かる方だった。あるとき、「天竜川」というメッセージが突然下りてきて、それで、ぼくのホームページを見つけて電話してこられたのだ。 ---------------…

電話で移住相談をよく受ける

電話で移住相談をよく受ける。タイミングがいいと、いろいろおしゃべりとなる。いそがしいと、ぶっきらぼうだ。あかりが泣いてたりするしね。 あとは、電話で得た相手の感じ・エネルギーにもよる。相手は、逆に「この人って感じが悪いわぁ」と思っているかも…

エネルギーの充電、いわば生命力の深化と透徹のために、ひとつまた唱題行にたちもどる。

ある人から、「アストラル体からエネルギーがだだ漏れしているよ。なので、なにをやっても疲れているんだよ」と言われた。まあ、アストラル体とかよくはわからないが、この数年、疲れているのは確か。エネルギーが弱っているのは確か。身体的実感だ。 エネル…

宗教と霊性は、どこが違うんですか

きょうはニール・ドナルド・ウォルシュの「新しき啓示」(The New Revelations)から。 珠玉の言葉がたくさん出てくるが、すこしずつ。---------------------──宗教と霊性は、どこが違うんですか? 一方は制度で、もう一方は体験だ。宗教は、ものごとのあり方…

「戦闘」での死ではない。「餓死」あるいは栄養失調に伴う病死。

戦没者230万人。そのうち約76%が終戦前の約1年間に集中している。そのうち73%が「戦病死者」。 「戦闘」での死ではない。「餓死」あるいは栄養失調に伴う病死が多い。その数、140万人(全体の61%)ともいわれる。 同僚の屍肉を食べて生きのびることもあっ…

石垣りん「花嫁」から

今朝、なにげに読んだ。こういうのを名文というんだろうなあ。---------------------------------------私がゆく公衆浴場は、湯の出るカランが十六しかない。そのうちのひとつぐらいはよくこわれているような、小ぶりで貧弱なお風呂だ。 その晩もおそく、流…

宮本常一 母の思い出

尊敬する方に、宮本常一(みやもとつねいち)がいる。 日本各地を旅して、聞き語りで生き生きとした人々の暮らしを伝えた。民具、離島、村、農業技術、漁業、林業、口承文芸、文化論など多彩なフィールドがある。「人間は伝承の森である」と常一はいう。 文…

「火垂るの墓」

いつも終戦記念日のあたりに放映される「火垂るの墓」。野坂昭如自身の戦争体験を題材とした作品だが、ほとんどの人はアニメだけだと思うが。(野坂昭如原作、制作はスタジオジブリ、監督・脚本は高畑勲)アニメは何度も見て涙する。しかし、原作は読んだこ…

新聞、広告でエコバッグづくり

新聞、広告でエコバッグづくり。大量に余っているパンフレットなどをつかって、いろいろと試作してみた。あかりのおもちゃなどを入れる。大雑把。でも、なんとかつくれた。やりかたは覚えた。ほんの数分でできる。小さいものから大きいものまで。デイサービ…

日本山妙法寺を創始した藤井日達上人

たったいま、写真がやっと仕上がって届いた。いやあ、とってもいい顔だ。ほれぼれする。(右:修正前、左:修正後) この方は、日本山妙法寺(日蓮宗系)を創始した、藤井日達上人である。御年90歳くらいのときの写真だと思う。数多のお坊さんの顔に接してき…

いろいろ出版の相談を受ける。

いろいろ出版の相談を受ける。即、返事を出さないと、クビを流してくまっておられると悪いので、とりあえずの感想を伝えた。---------------------------------------現時点での、ぼくなりの感想をお伝えします。原稿を全部読んでないので、申し訳ありません…

「丸山真男回顧談」つづき

丸山真男の「三島庶民大学」の続き。こんなものすごい講座を普通の市民に対して行っていた。びっくり。----------------------丸山 庶民大学のこの講義で、ロマン主義とヘーゲル哲学とをはっきり分かつのは、というので、弁証法の論理と有機体の論理との違い…

「丸山真男回顧談」おもしろかった

蝉しぐれ。こんなに暑いけど、エアコン無しで過ごしている。いま32.9度。 天皇制の探求から、丸山真男の著作を読み始めて、「丸山真男回顧談」(岩波書店)を一気に読んでしまった。 1946年頃、「三島庶民大学」というのがあって、そこで講座をもっていたの…

手づくり葬のすすめ─カネをかけず心をかけるおくり方

行政への開業申請書を書き始める。助成金の企画書とちがって、背景となる地域課題とか、必要性とか、事業内容とか、スケジュール、予算書とか必要ない。だが、いろいろと確認する事項があるので、手間はかかるなあ。 気分転換に書籍の企画書を書き出した。「…

あとは独学で生きるワザを磨いてもらうことにし

あかりは中学を出たら、もう、あとは独学で生きるワザを磨いてもらうことにしよう。※「超独学法」を読む?あかり。本は逆さだけど。これからの時代、よっぽど研究職になるなら別だけど、大学出ても意味があるとは思えない。高校にしても。 -----------------…

本作りの整理。思いつくままにアドバイスさせてもらったこと

本作りの整理。思いつくままにアドバイスさせてもらったことを整理。 ①出版社:「企画書」を書いて、出版社の負担で本を出す。費用は出版社の負担。しかしいま出版社は確実に売れそうなものしか扱わない。「外部持ち込みの原稿は、みない」という出版社も増…

神(天)がメッセージが下りてきたという女性たち

神(天)がメッセージが下りてきたという女性たち。昨日は、ハワイのマウイ島に暮らす女性と、ZOOMでネットテレビ会議。出版に至る打ち合わせ。 きょうは、突然「天竜川」というメッセージが下りて、ホームページで僕のサイトを発見して、電話したという。そ…

こう暑くては、たまらんなあ。

市の委託事業の報告書、およそ200枚分を完成して提出。これは一つ一つ精査して、オッケーが出るのは半年後くらいかな。 森町と袋井市の議員対象の講演会は、昨日完了。 きょうは、ハワイのマウイ島に暮らしている女性と本作りの打ち合わせ。ZOOMで時間を決め…

なんとか講演会を無事、終えた

なんとか講演会を無事、終えたなんとか講演会を無事、終えた。「過疎化の現状と外国人の力と共生」というテーマ。森町と袋井市の議員さんと役人さん、200人が聞いてくださった。 一方的な話は、聞く方も疲れると思う。でも、いろいろ質疑していただいたので…

天皇の玉音放送があって、それからどうなったか

もうすぐ終戦(敗戦)記念日だ。日本は無条件降伏を受け入れた。74年前のことだ。天皇の玉音放送があって、それからどうなったか。ざっと思いつくままに挙げてみた。 ①自決:「生きて俘虜の辱めを受けず」「1億玉砕」「撃ちてし止(や)まん」 「降伏よりも…

「過疎化の現状と外国人の力と共生」がテーマの講演会

きょうが講演会。隣町と隣の市の議員さんの研修の講師。役人さんも含めて聞いてくださるのは、200人という。で、いつものことで、あれれ着ていくちゃんとした服がない。靴も。パワポデータ、レジメもまだできてない。と、慌ている。 「過疎化の現状と外国人…