2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
インドネシアの家族が、山奥の集落でハラール食品を製造するということは、すでに「東洋経済」で取り上げてもらった。きょうは、テレビ東京から取材の申込み。池上彰の特番(2時間)のなかで取り上げたいということであった。あかりを三輪車に乗せて河原を散…
保育園の先生とのやりとり。──あかりちゃんは、物語をつくるのが好きですね。「よく親子で一緒に物語をつくっているので」。──〈なりきりごっこ〉が好きですね。くまさんになって、きつねさんになって、とか。でも、あかりちゃんはもいつもあかりちゃんで、…
雨の降り続く夜の親子のやりとり。 疲れて布団に横たわっていると、あかりがやってきた。──おとーちゃん。なあに。──いつも、いてね。いつも、いるよ。(……いつまで、一緒にいられるかなあ) ──おとーちゃんの面倒みるからね。(……うれしいなあ。そんなビジ…
ニホンミツバチの巣箱を置かせてほしいというKさん来訪。落札した物件の倉庫の角地に一つ置くようにした。 ニホンミツバチは、ほとんど絶滅危惧種だが、もしかして春野のこの地で蜂蜜がとれるかもしれない。セイヨウミツバチの蜜よりも遥かに美味しいという…
ミツマタは、いまが咲き頃。きのう見つけたミツマタ。インドネシアの方たちの空き家探しで訪ねた。万瀬の山奥に咲いていた。いい香りもする。 山林地主に聞くと、伐採した後に、突然、群生地が現れたという。もともとかつて、栽培されていたのかもしれない。…
寛さんの短歌。左手でダーマトで書いてみた。 貞心尼は、良寛に会いたくて、歌を送る。 これぞこのほとけの道に遊びつつつくや尽きせぬみのりなるらむ これに答えて良寛が詠んだ歌。 つきてみよ ひふみよいむなやここのとをとをとをさめてまた始まるを------…
磐田市万瀬の集落とインドネシア家族が、ハラール(イスラム食)の食品加工場の契約を結ぶ。これでひとつ、節が完了。船出が始まった。「神社・寺・教会カフェ」の企画の過程で、イスラムについても学びたいと思った。それで、沖縄のインドネシアのムスリム…
空き家の解体のとき「敦盛」(あつもり)を舞ってくれた友人から。──うちでまた「敦盛」を舞うので、尺八を吹いてほしい。下手くそでよければ、吹きますよ。磐笛(いわぶえ)のほうがいいかなぁ。あ、そうだ。ついでに、お経でもやりますか。二人で倍音で、…
前例のない複雑なことを説明しようとする時、役所とのやりとりには、エネルギーがいる。まず、どの部署に聞いていけばいいのか、わからない。あちこちに電話する。--------------------今回のインドネシア人によるハラールの食品の加工ついては、明日、集落…
コンステレーション(constellation)とは、「星座」のことだが、「ひとつひとつの偶然が、意味のある物事」ととしてあらわれてくること。そう、とらえている。一つひとつの星には、それぞれ因果関係も関連性がない。しかし、点と点を結んでいくと、獅子座と…
あかりとかくれんぼ。あれれ、どこ行ったんだろう。あ、みいつけたー。きゃきゃきゃと喜ぶ。 おとーちゃん、いっしょに押入れに隠れて。おとーちゃんは、こんな狭いとこ嫌だなあ……。そう思っても、あかりは許してくれない。押し入れに入る。 じーっとじーっ…
朝晩とここに来ては、空間とやりとり。エネルギーとの交流をしている。充電場所だ。ここにいるだけで、適確な人に、ぴたりぴたりと会うようになってきている。 なにしろこの平地の自遊空間だ。電線がなくて空間スッキリ。星とのやり取りが自然にできる。360…
インドネシアの家族によるハラール。3月9日に契約となる。次の課題は、そこに通う住まいの確保である。そこで、春野の空き家や土地などを案内した。じつは加工所と上屋として最適な場所と睨んでいる場所があるのだが、諸条件がまとまってこない。地代の問題…
ハラール食品(イスラムの教えに従ったもの)製造の拠点に、インドネシア人の家族が限界集落にやってくる。東洋経済が取材してくれた。3月9日(土)10時から、万瀬の「ぼうらや」で正式契約書に調印する。いま、池谷がそれを作成中。 ビジョンとしては、記事…
経営不振の会社のサポート:税務について、教えていただきたい。その②公益性のある経営不振の会社のサポートを、友人と関わろうとしている。そこは赤字続きである。船出したいところだが、錨が重すぎて上がらない。「火中の栗を拾う」つもりが「火だるま」「…
インドネシア家族2世帯7人。4月に結婚するので3世帯。かれらが山里に移住する可能性が出てきた。すでに、万瀬という奥深い山奥に食品加工所を借りることができた。村人全員が参加するインドネシア料理の食事の交流会も無事完了した。今週、正式契約とな…
9年前、山里への移住にあたり、宅地(400坪)とともに広大な農地(1300坪)を買うことになった。地主は「宅地は、農地も一緒でないと売らない」と言う。そこで、農業する目的もないけれど、農地を取得するために「農家資格」を取ることになった(農家でない…
「おくる」「しまう」「たたむ」。人をおくる、家をおくる、村をおくる。会社をたたむ。ものごとをしまう。そういう点から、宗教をながめてみた。「おくる」「しまう」「たたむ」をちゃんとすることで、新しいことが起こる。はじまる。そこをちゃんとしない…
宮沢賢治の手帳に書かれた「雨ニモマケズ」に「西に疲れた母あれば行って、その稲の束を負い」という一節がある。稲束がどれくらい重たいか。4年間、田んぼをやってきたので、それはわかる。現代、多くの農家は、コンバインで刈って、そのまま脱穀する。ぼ…
元日本兵とインドネシア人の妻。この写真を見ると、なんだか泣けてくる。彼の名は村上金五郎。宮城県仙台の出身だ。若くして南方戦線に行った。敗戦になっても日本に帰らず、インドネシア独立運動で戦った。やがて村の娘と結婚し子供をもうけた。そして、イ…
昨日は、空き家の解体の完了で神仏習合で祝詞とお経をよみ、きょうはイスラム教徒と村人との食事の交流会の司会を行った。帰宅してから、ZOOMで吉野の山伏と本の企画会議というのか、たのしい語らい。明日は、カトリック教会、プロテスタント教会のイベント…
これにて無事、空き家の解体が完了した。空き家の活用の相談、タダで住んでもらいたい、ノシをつけてあげてもいい。結局、解体したい。解体するなら古材を活用していこう。地元の人の仕事になるように。という流れであった。解体のスタートでは、祝詞とお経…