過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

点と点がつながって山里めぐり

適度な緊張とリラックス、集中とエネルギーの躍動。予期しないことばかり。しかし、次から次へとうまくジグゾーパズルがつながって、絵柄が出てくる。最初はどのような絵柄か、ちっともわからない。 その絵の奥の奥に、また違う絵がでてくる。いま進めている…

インドネシア人の家族7人が、山奥の過疎地に移住してくる

インドネシア人の家族7人が、山奥の過疎地に移住してくる。しかも、仕事を創出するために。 磐田市の山間部にある万瀬(まんぜ)の集落。ぼうらや(集落の所有するレストラン)で集会をおこなった。村人全員に集まってもらい、彼らを紹介した。 目的は、ハラ…

空き家解体のスケジュール

空き家解体。重機を使わずに、手ばらしで解体している。すでに3日間で、屋根まで外して骨組だけとなった。 来週は、ヤマ場。2/19(火)と2/21(木)と2/22(金)の3日間。2/19は、ペルー人が4トンのユニックを持ってきて、屋根を釣り上げる。そして、梁と…

生まれてきてありがとうって言って、と催促するあかり

「おかあちゃん、いつもありがとう」あかりが言う。そして次に、こう催促する。「あかりが生まれてきてありがとうって言って」と。おかあちゃんは言う。「おとうちゃんとおかあちゃんの子どもに生まれてきて、ありがとうね。あかりは、みんなの宝物」。する…

競売物件を落札した。さて、これからの行動。

桜並木も美しい、清流の気田川はすぐそば、コンビニも徒歩1分、郵便局も徒歩3分。車も50台以上は、ラクラク駐車できるスペースがすぐ近くにある。しかも、事務所から美しい散歩道を徒歩10分。そんな競売物件を落札した。400坪の土地。貨車3両、4畳ほどのコ…

山里の鉄人を訪ねる

玉ねぎ、もっていくかぁ。ネギはどうだ。生姜はどうだ」。「はい、いただきます」訪ねるたびに、いつもいただく。両手で抱きかかえてもあふれるほどだ。ありがたいかぎり。 この方が育てた野菜は、どれをとっても立派で美しい。凛としている。畑の作り方、柵…

ネット通話、電子会議のこころみ

ネット通話、電子会議は、SkypeからZOOMにシフトした。顔を見ながら会議ができる。最大50人でもいける。ま、そんな大人数になったら収集つかなくなるが、講座や講演会みたいな感じでもいける。 今夜は、春野─浜松のまちなか─名古屋をむすんでの会議をやって…

おとうちゃん。よろこばないで、静かにしてて。

子どもは片付けがむずかしい。ぼくもそうだけど。 家の中はおもちゃが散乱している。 しかし、近ごろせっせと片付けを始めたのだ。 「あかりちゃん、片付けできる。すごいすごい」 そうほめあげた。すると、 「おとうちゃん。よろこばないで、静かにしてて」…

俳句が結局は長続きせず。短歌にトライ。

①愛犬ときょうも夜道を散歩する ふと見上げたる 空に三日月 新月がスタート。月が次第に満ちていく。月を意識して暮らしていこうかと思っている。 ②愛犬と川の畔を散歩する 突然響く鹿の足音 ワンコのおかげで、必ず散歩をする。川の畔の道を歩いていると、…

つぎつぎと光の世界を描きたり 親子でつむぐ物語

描いていると光り輝く宇宙の世界に。そこは、珠と珠が輝きあう世界になった。「インドラの網」だ。やがて暗黒の大魔王が現れて、いろいろな怪物やおばけも現れる。しかし、やがてみんなあかりを守護してくれる。そんな物語となっていった。 描いていく過程で…

空き家の解体にあたって式典を行った

空き家の解体にあたって式典を行った。といっても、大げさなのものではない。神主もお坊さんも呼ばない。池谷が神主兼お坊さん役だ。ぼくがつくった祝詞とお経を参列者に配り、その意味も説明して、みなで唱和した。祭壇は、古くから使っていた茶箪笥だ。そ…

オーラと行動のパターンを分類してみると

「池谷さんって、やる気エネルギーとか、オーラが全然でていないのに、やっていることはすごいですね」。そう言われた。ほめられているのか、ダメ出しされているのか難しいところだけど。 -------------------- そのとおりで、見た目、全然エネルギーない。…

ギアをシフトすると、現実が動く

おくったはず。みたはず。みているはず。「……のはず」の勘違い。土壇場で「ええーー!どうしよう!」ということは、これまでたくさんあった。 そんな一つに、インドの旅のことを思いだした。北インドのヒマラヤの麓、ヘラカーンにあるBabaji(聖者)のアシュ…

「みんなが行くので行く」と大学に行っても仕方がないと思うけれど

母「もうすぐ受験だね」娘「でも、まだ受験票が送られてこないの」母「どうしたんだろう。ちゃんと振り込んだの?」娘「振り込んだよ」母「おかしいね。どこに振り込んだの?」娘「お母さんの口座」母「ええーー!」ということで、受験できなかったという話…

空き家の解体作業の式典からスタート

きょうは10時から空き家の解体作業の式典からスタート。 家をタダであげると発信したが、ほとんど反響がなかった。結局、ついに解体することになった。150年前の柱や梁などの古材もリユースする。実際の解体の作業は12日から。 はじめに、ぼくが祝詞(のりと…

土地が400坪、最低落札価格65万円

土地が400坪、最低落札価格65万円。コンテナとプレハブ物置が10棟ある。屋根付きの倉庫も。そして、すぐ目の前が桜並木。国道も近く。いつものワンコの散歩コースのところだ。 今朝もなにげに裁判所の競売物件の情報を見ていたら、発見したのだった。 ここに…

焦りと不安と絶望の暗黒の道に入り込むことがある

今夜は新月。山道は街灯などない。山道をクルマで走る、走る、走る。だが、いつまでたっても目的の場所にたどり着かない。おかしいなぁ。おかしいなぁ。この先か、きっとこの先だろう。しかし、山道はどんどんと坂になっていく。曲がりくねった道なので事故…

超宗教・超宗派、国籍・民族を越えて、交流していく道を開いていく流れづくり

インドネシアの家族4名を案内した。彼らはイスラムの教えに従った「ハラール」表示の食品加工場と、住まいのための土地と施設を探している。山里には使われなくなった公共施設や、地主が高齢化して処分したい物件など、たくさんある。 そして出会ったのが、…

偉大な存在とともに、その文脈に生きるあり方と、身体的的実感のあり方

宗教は、「偉大な存在とともに、その文脈(context)に生きること」ともいえる。 たとえば浄土真宗。日々の暮らしの根底に「阿弥陀様はありがたい。阿弥陀様は自分を救ってくださる」という信仰がある。絶対なる阿弥陀様におまかせした生き方となる。ゆえに…

こども同士が思いきり遊べること。残念ながら山里には、子供が近くにいない。

幼い子供というのは、なにがあってもお母さんだ。なかなか一人遊びはできない。お母さんにべったり。お母さんは自分の時間がもてない。仕事などできない。勤められない。 子供が保育園や幼稚園に行っている間だけ、やっと自分の時間がもてる。でも、保育園や…

ZOOMでのネット雑談会は いつでもオッケーです

だいたい、ZOOMはいつでもオッケーです(ただし、外出とランの散歩とお経をあげている時と来客とあかりと遊んでいる時以外は)。 ときどき入室される方がいますが、マイクの設定の問題なのか、声が聞こえませんでした。 下記をクリックすれば、インストール…

「墓などいらない」という人が増えてきているのはたしかだ

「寺離れ」「墓離れ」が進んできているという実感。60代はもちろん。そして70代も、さらには80代も。 ぼくたちの世代は、まだ自分の死について、リアルに感じてないために、墓はいらないというのかもしれない、しかし、リアルに死が近づきつつある70代、80代…

「神社・寺・教会カフェ」の案内 静岡新聞

静岡新聞に掲載された。「神社・寺・教会カフェ」の案内。1月31日の朝刊。 詳しい内容は、パンフレットをダウンロード。パンフレットのデザインは、FB友人の中島敬子さんの絵をお借りした。http://raksha.jp.net/jinja-tera-cafe/

竹山美江さん(83歳)の布絵展の搬入と展示をしてきた。

ああ、こういう人生が美しいものだと感じたのだった。日々、創作に打ち込めること、みんなに作品を見てもらえること、そうした生き方がみんなの力づけになる。有名になろうとか、評価されたいとか、作品を売りたいとか、そういうことは一切なく、ただただ創…