過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

空き家解体の式典と集い

明日(3/1)は、空き家解体の式典と集い。ぼくが神主と坊さん役で、祝詞(のりと)もよめばお経もよむ。そして、みんなで食事。家主、地主、隣家、解体工事した人、菩提寺の和尚、その他友人たちが集う。関心ある人は来てね。11時からのんびりやります。春野…

山里は太陽光に草茫々

山里は太陽パネルと杉林 耕作放棄 草茫々山里は太陽パネルに草茫々 なんとかしたい なんともならず山里は耕作放棄地 草茫々 太陽パネル広がるばかり---------------------------------------せっかく田舎暮らしをしようと、都会から移住しても、太陽光パネル…

ハラール食品加工のために、過疎の山奥の村人とインドネシア人の家族7名との交流会

ハラール食品加工所のために、過疎の山奥の村人とインドネシア人の家族7名の交流会を企画している(沖縄の長男は、ネットで参加)。うまくいけば、若い力が山里に移住してくる。BS放送、朝日、静岡新聞が取材してくれることとなっている。事前に、ZOOMでやり…

経営不振の会社がある。助けてほしいというサインがあった

税務に詳しい人がいたら、教えていただきたい。------------------経営不振の会社がある。助けてほしいというサインがあった。で、そこのサポートを友人と関わろうとしている。その会社は赤字続きである。スタッフの充実、新規顧客の開拓など、課題は盛りだ…

生かしてもらっている現実に対しての感謝の心こそが

競売物件を落札したのだが、その土地のゴミの片付けを開始した。そこの見晴らしは素敵だ。梅の花が咲いている、やがて桜、そして桃の花が咲くことだろう。清流・気田川の水音も聞こえる。-------------------まずは、落ち着く場所を作ろう。事務所の庇の下を…

ZOOMで東京─春野の山里─沖縄で、顔を見ながらの会議を行う

NHKのBS放送のほうで、インドネシア人の過疎地へのハラール食品加工と移住計画、村人との交流について取材したいという。朝日も静岡新聞も取材したいという流れ。しかしまあ、あんまり大げさになるのも困る。しかし、日本が抱えるこれからの課題との魁(…

3月1日(金)の11時から語り合い開始

解体7日目。更地にした。地主にも見てもらい了解を頂いた。これにて完了。ただ、廃材の分別の仕事は残っている。こちらは、別の場でゆっくりと処分していく。150年前の柱などを使って、茶室を作ろうかという計画もある。 そうして、廃材を使って火を焚いて語…

ここにいるだけで幸せ感

先日、落札した400坪の土地の前がこんな感じ。ここにいるだけで幸せ感。鮎が連れてカヤックのできる清流・気田川まで1分。うちの事務所から徒歩5分。コンビニまで1分。さて、どう活用していくか。まずは物置の片付け。自己破産者とのやり取り。いろいろあ…

山林大地主との話

今日は山林大地主との話。あちこちに土地がある。案内してもらう。 「あの山この山も、あそこもここも、うちの地所だよ」。 ─それはすごいですね。昔なら大金持ち。しかし、今はそんなに地所があっても困りますね。買ってくれる人もないじゃありませんか。草…

晋山式になんと!と2千万円かかる

こんど晋山式(しんざんしき=住職の交代の儀式)があって、なんと!2千万円かかるという。その費用は、檀家が負担することになる。 あかりと公園で水遊びをしていたとき、出会った方に聞いた話だ。 晋山式の中身というものは、よく分からないが、たとえばお…

この宇宙を創生した神々の目的は、リーラ(あそび、ゆらぎ)であると

子どもは「いたずら」が大好きだ。ひそかに、だれにも見つからないで、自分だけの世界を楽しむ。でも、やはり見つかってほしいのだ。 あ!こんなことして!だれ?というと、びっくりして逃げ出す。それがまた大喜びになる。 お父ちゃんの引き出しからいろん…

この般若心経はうなった

空き家の解体の時に「敦盛」を舞っていただいた山口さんを、自宅まで送った時、書を見せてもらった。 先祖の方が書いた「般若心経」が素晴らしかった。 じつは、ぼくは「般若心経」は好きではない。その内容に矛盾があるし、そのお経の発音の響きに、心地よ…

太陽光パネルばかり 田舎暮らしの現実

この山里、あちこちに太陽光パネルが設置されていく。 ランの散歩のときの立ち話。その方のお兄さんは、2千坪くらいの土地がある。そこに来月、太陽光パネルを設置するという。 ---------------- うちの事務所の前の空き地(100坪)も、昨年、相続が発生し…

こんな山里でも、意識の変化が起きている。

ランの散歩で出会う人との立ち話。みなさん80を越えている。 ------------------ いつも杖をついて出会うKさん(81歳)。がっしりした体格だが、営林署の仕事で土砂に埋まり脊髄を損傷して、以来、歩くのがつらいという。 そんなKさんは言う。「墓など、い…

尊敬するドナルド・キーンさんが亡くなった

尊敬するドナルド・キーンさんが亡くなった、96歳だった。 「暴走黙殺の果て」(ドナルド・キーンの東京下町日記:東京新聞から)2015年8月9日 「暴走黙殺の果て」 2015年8月9日 七十年前の今月、太平洋戦争が終わった。戦時中、米海軍通訳士官だった私は、…

姿の見えない相手とは怖いものだ

(続き)姿の見えない相手とは怖いものだ。どんな人で、どんな応対をして、どんな暮らしぶりか。それがわかれば、対処の仕様がある。まずは、会いに行くだけ。 その方は、自己破産した方だ。鍵を渡してもらい、いろいろ話を聞くこと。 ということで、かつて…

毒舌の友人から

毒舌の友人から。--------------------こうやって指摘してくれる人がいるので。粛清せずに、尊重するように!ハタからみてると、桃李おのずから径をなす。ですよ。ただ、ミノルほどコウベを垂れるイケヤかな。をやらんと。いつの間にか、暗転するもの。人も…

ZOOMで自由に語り合いを

今夜(2/23)、ZOOMで自由に語り合いをしたいと思います。21時〜22時。参加ご自由。 テーマ:山里で仕事をつくる デイサービス、訪問介護、空き家の解体。「山里をみとる・おくる」ことが、仕事になるのかどうか。 あわせて、空き家の実態。田舎暮らしの失敗…

毒味のある友人との語らいから

毒味のある友人との語らいから。かれの名言。 ---------------------------- 下駄を履くまで、ものごとはわからない。 いちりんさんは、「一攫千金を狙う」までも行かない。「取らぬ狸の皮算用」という。 所詮、この世はカネだ。カネで動かぬ人はいない 人と…

毒味のある友人がいるのは、ありがたし。たのし

友人からこういうメッセージが、きた。長年の友人だ。こういう毒味のある友人がいるのは、ありがたし。たのし。 ------------------ まぁ、いちりんさんらしいといえば、らしいという話ですが。。。 ちと、手を広げすぎ感。我々に残されて時節は少ないよ。 …

空き家の解体5日目。家主と菩提寺を訪ねる。

空き家の解体5日目。家主が解体の様子を見に来られた。はるばる神奈川の伊勢原から。解体の様子を見て、とても満足されていた。 --------------------- 「せっかく来られたので、一緒に菩提寺(長命寺)に行きましょう」とお誘いする。 家主は、すでに墓じま…

日常のあたりまえの暮らしこそが、いちばんたいせつで、いちばん難しい

この歌には、たのしい思い出がいっぱい詰まっている。35年くらい前のことだ。この当時の長渕の歌い方は、いい感じだ。 当時は、自己啓発セミナーがブームの時代。最後のグラデュエーションで、いつもこの曲を流しては歌ったなあ……。 ヒューマンポテンシャル…

また春が来て。やがてまた花開く。そして、また散っていく。

ちょっときょうは、ひとやすみデー。空き家解体は、みんなでコンクリートを粉砕して運んでいる。総監督としては、あとで、見に行かなくちゃ。 そんな合間に聴いた曲。森山直太朗すごい。泣けるなあ。 諸行は無常。花はひらいて散っていく。秋になれば葉っぱ…

「わーい。おとうちゃんだーいすき」と言って、駆け寄ってくる

お弁当を持っていくと、あかりが「わーい。おとうちゃんだーいすき」と言って、駆け寄ってくる。お友達と仲良く昼ごはんだ。 朝、あかりがまとわりついて、お母ちゃんはお弁当を作る時間なし。ぼくがあかりと遊んであげればいいのだが、ぼくは空き家の解体や…

光があれば影がある。影との和解に学びがある

光があれば影がある。影との和解に学びがある。 こないだ落札した400坪の物件。第一の目的は、物置として使うことだ。そこには、50坪くらいの倉庫が二つ、コンテナが10個、貨車が3両ある。しかも、うちの事務所から徒歩5分。桜並木と清流の気田川のそば。 …

ついに屋根を崩した

解体の4日目。敦盛を舞ってもらった。その後、ついに屋根を崩した。重機を使わず。かけやで打つとどどどー崩れた。またその物語は、後ほど。撮影:原崎君。写っているのは前田君。

先がわからないところが、おもしろい。

「空き家解体」の総監督。敦盛を舞ってもらう演出。その後、ついに家は崩れた。「仏画展」のできる古民家とお寺を探す。すばらしい家を紹介してもらい、見せてもらう。「デイサービス」の活性化の打ち合わせ。決算書と契約書の確認。「インドネシア人」と集…

家が倒れる前に、「敦盛」(あつもり)を舞ってもらった

家が倒れる前に、「敦盛」(あつもり)を舞ってもらった。 昨日、山口さんを訪ねて、談笑するうちにひらめいたことだ。廃材も山と積まれた解体現場で、舞ってもらうなど失礼な話だ。けれども、「それがおもしろい」と意気に感じてくださった。 舞う前に、ぼ…

「でも、さみしいよー。はやくかえってきて」と、泣き出した。

あかりとお父ちゃんだけの時間。おかあちゃんは、まちなかに用事ででかけている。山里なので、なにしろ往復100キロ。 保育所から連れて戻ってきたが、おかあちゃんがいない。おとうちゃんだけでは、間がもたない。ぼくも仕事が山ほど。次から次へと案件の処…

無風選挙 ヤギさんでも出したらいい。

無風選挙はおもしろくない。浜松市の山里・天竜区がそうだ。今度の市会議員選挙では、定数3に対して、候補者が3人。無投票になる。山里の過疎化対策、活性化には、やはり熱い選挙がのぞましい。-----------------そこで、あちこち電話してみた。前回20数票差…