過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

金のあるもの、健康なもの、力のあるものは暮らせても、そうでない者たちに

日本は一応は先進国とみなされる。しかし、妊婦や子育て中の女性などに対する配慮はかなり落ちると思う。公共の授乳所など、寒々しくて気の毒。公共バスや電車など、ベビーカーは嫌われる。 こういったことは、子育てをしてみて初めて感じるところ。それまで…

利用者さんと俳句づくり

今日のデイ。 朝、迎えに行くとき、ひとり暮らしの方だと、いろいろ戸惑うことがある。 「きょうは、入浴だから、これとこれとをもっていってくださいね。あ、眼鏡ははいってますか?」と。「あら、どこいったかしら」。見当たらない。一緒に鞄の中、家の中…

遠くからはるばる遊びに来てくれる

こんな山里にいても、遠くからはるばる遊びに来てくれる。きょうは二人。妻とあかりは、カタカムナの能力開発の方が来ていると言うので、そちらに遊びにいった。------------------一人は、長野県と接する北遠最北端、水窪(みさくぼ)に暮らして、町おこし…

『日米FTA』が採決

『日米FTA』が採決。その内容をよく知らないのたが。この映像で述べていることは事実なんだろうか。可決→発効されれば『国民皆保険』や『年金』が『撤廃』される可能性がある?種子法も含めて、まだよくわからない。https://twitter.com/i/status/1196308715…

おかあちゃんは、毎日、コマネズミのように働いています

あかりは、親のマネをして寝ながら本を読んでいる。「IT全史」と「本人訴訟」の本を取り出して、読み出した。もちろん内容などわかるはずもない。 頁をめくりながら、絵本のように物語をつむぎだす。 ──おかあちゃんは、毎日、コマネズミのように働いてい…

「最期の7日間」という朝日新聞の投書を巡って

「最期の7日間」という朝日新聞の投書を巡って、NHKの取材を受けた。まだ企画中ということだが。 この投書は、ぼくが「看とりとおくり」のカタリバの主催するときに資料として配らせてもらった。そのブログを見てNHKがアクセスしたわけだ。 そのとき…

上の好む所 下これよりも甚だし

「東京五輪・パラリンピックを招致した際の海外コンサル費9億円余りの支出を裏付ける会計書類が所在不明・行方不明」(毎日新聞)だとか。 とにかく不都合なことがあれば、「廃棄すればいい」という我が国のありよう。そして、その責任を取るという部署なり…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…

合併した市町は、「統一人格」が不在の集落となった

合併した市町は、「統一人格」が不在の集落となった。 どういう決まりを作り、どういう予算をどう配分し、というような自主的な主権はなくなった。「寄らば大樹の陰」を選んだのだから、当然だろう。---------------------併合された大きな市の下請けに甘ん…

福島第一原発による放射能汚染の牧草 すきこみ開始

福島第一原発による放射能汚染の牧草 すきこみ開始https://www.fnn.jp/posts/2019110800000011OX放射能汚染の 牧草への移行。なぜ、農地にすき込むのか。 100ベクレル以下だから 安全と言って、やがて販売されるに違いない。牧草食べた家畜の体内被曝。次第…

人と人をつなげていく役割と

きょうのデイ。送迎を担当しているところ。帰りに80〜90代の女性二人を乗せて自宅に送り届ける。その移動中に、近所の元気なおじさんが、運動公園でピッチングの練習をしていた。 80歳だが、野球チームのピッチャーで、県外にも遠征する。そのおじさんと、立…

ウソをつくと、かならず露見する

ウソをつくと、かならず露見する。どうしてかというと、ウソを一つつくと、つじつまあわせに、またウソを付くことになる。それを追及されると、またウソをつかざるを得ない。かくして、ウソの上にウソを重ねていくことになる。事実であれば、なにを聞かれて…

医者が見たら半病人の血圧

医者が見たら半病人の血圧。左が風呂前、右が風呂の後。でも、ぼくにはこれがデフォルト。20代からの低血圧。頭に血が上るとき、やっと普通の人の血圧になる。 エンジンのアイドリングがものすごく低い。ので、日常の暮らしは、キビキビしていない。だるい。…

死にそうな体験とか、深い瞑想とかのとき、感覚がものすごく鋭敏になる

あかりが寝るとき「暗くなると怖い」という。子供の頃は、おかあちゃんもこわかったよ。おとうちゃんもそうだったよ。という話になった。 おとうちゃんは、怖くて、いつも布団をかぶって寝ていたんだもの。---------------------子供の頃の、ひとりで寝ると…

12月8日(日)10〜16時 「春野人めぐり」参加。

12月8日(日)10〜16時 「春野人めぐり」参加。 今回は、デイサービス「みんなの家」として。 施設は、12月1日から開業という流れ。現在も運営中で、池谷は只今見習い中。そのまま、事業の継承の流れ。開業の申請手続きは、いま行政で審査中。たぶん大丈…

具合が悪くなると、「廃棄」「改ざん」「隠蔽」

具合が悪くなると、「廃棄」「改ざん」「隠蔽」の得意な安倍政権。それで「なかったことにしよう」というわけだ。 これまで、森友問題では公文書改竄を担当した近財職員は、責任を負わされ自殺。今回も、その懸念はある。役人を辞めたって、どんな世界でも行…

朝のお父ちゃんの仕事は、あかりとお絵かき

朝のお父ちゃんの仕事は、あかりとお絵かき。あかりは、お父ちゃんの膝に乗って、シュラフに下半身を入れて、あったまりながら描く。 ネコの絵がかけるようになってきた。子供のこういう線は、大人では描けない、貴重なことだとスキャンしておいた。 1枚目は…

村上光照師との出会いは、36年前から

村上光照師との出会いは、36年前からになります。当初お会いしたときは、新宿南公園。水道水を飲みながらフランスパンを食べておられました。大きなリュックを背負っていいたので、もしや、光照師では?と思い、声をかけました。「はい、光照です」。 その笑…

語ることで、悲しみ・苦しみ・寂しさが、癒えていくことにもつながる

きょうのデイ。 人生、なにが楽しいかというと、気の合った人との自由で気ままなお喋りだろう。 人の話を聞く。いろいろな人生、いろいろな苦労があることがわかる。自分の話をする。聞いてくれる人がいる。語ることで、悲しみ・苦しみ・寂しさが、癒えてい…

来月99歳になる。すごいことだ。

きょうのデイ。98歳のFさん。大正9年生まれだ。とても無邪気で可愛らしい。 耳が遠いので、話はできない。みんなとの話にもはいれない。ひとりで塗り絵などをして過ごすようになる。 そこで、100均の「ホワイトボード」を持参して、筆談していった。 ──どこ…

3つの素朴な疑問

①香港のいのちを張った学生たち。どうしてあんなに戦えるんだろう。 ②一方、日本の学生や若者たち、大人も年寄りもそうだけど、どうして悪政に対して声を上げないんだろう。 ③かつての日本の学生運動、新左翼の学生たちの無軌道ぶりって、なんだったんだろう…

自分たちの仲間だけがいい目を見ればいい、そんな愚かな国であることを証明する事例

「桜を見る会」は、アベさんを筆頭に、ほとんどが自分の選挙区の後援会の人たちの招待の場になっている。 公的イベントを私物化し、税金を使って支持者やお友だちを接待する。税金使って仲間集めて飲み食いの場と化している。 たった一日で、一万八千二百人…

ますます年寄りには過酷な国になっていきそうな流れ

高齢社会になるのだから、これから医療費用はどんどんと増える。いま過去最高の42兆。国はこれを抑えたい。 働け働け働けの人生。しかし、生活保護が最強、働く人よりもがラクで豊かな生活になるという矛盾。-------------------医療費について、近頃、気に…

アベさん主催の「桜を見る会」の実態。致命傷になることを期待。

この国会質疑は面白い。アベさん主催の「桜を見る会」の実態。税金と公的行事の私物化、公職選挙法違反の事実の追求だ。 共産党と田村智子さんが、アベさんを締め上げていくプロセスが、じつにおもしろい。質問の攻め方が見事である。さすが共産党。字幕付き…

その「顧客」から、つねに命題が出される

わがやの「顧客」はなんといってもあかりだ。あかりを中心に回っている。 「あれをしたい」といえば、「はいはい」。「これはいやだ」といえば、「はいはい」。「ちょっと待ってね」といっても待ってくれない。有無を言わさず、とっととやることになる。 多…

直接、皇室に出会ったことと笹目仙人の話

天皇陛下の即位を披露する「祝賀御列の儀」のパレードがあった。ぼくは、テレビはないので見てないことと、あまり関心はない。天皇制などなくてもいいと思っているので。 あとからYoutube見ると、両陛下は、たえずほほえんでおり、つねにひとつの「感情労働…

「顧客とは誰か」

ピーター・ドラッカーに名著「マネージメント」がある。細かいことは述べず、本質的なことをズバッと書いてある。有名なポイントは、「顧客とは誰か」である。---------------------人生を振り返るとサラリーマン時代、ピアノ売ったり、ボイラー売ったり、テ…

森町と袋井市議に講演

たまにお坊さんの研修などのの講師を頼まれたりする。講演では、できるだけ成功例よりも「失敗例」、「うまくいきそうだったけど、だめだった」という話をするようにしている。そのほうが、聞く方も楽しめるし印象に残るから。「成功例」はじつはあんまり伝…

スタッフの充実が切実な課題。「育てる」と言っても、60過ぎた人を育てるのも難しい。

スタッフ4〜6名という零細なので、経営者である自分がエネルギー源でなくてはならない。自分が凹んでいたら、その施設のエネルギーフィールドは落ち込んでしまう。 自分が体調不良になっても、しっかりとシステムが動くように人材を育てていくこと。 ともあ…

頭は、「奴隷脳」か「職人脳」できていた。急には「経営脳」とはならない

頭は、「奴隷脳」か「職人脳」できていた。急には「経営脳」とはならない。 大手企業のサラリーマン生活12年間で、不自由だが安定した「奴隷脳」。あとはフリーランスで編集と執筆だから「職人脳」。そして、田舎に移住して、毎日のように企画してゼロから立…