2019-06-14から1日間の記事一覧
クロッキーがすばらしい。だいたい3分か5分で描ききる。まったくの集中。対象と一体となる。 きょうは、女性の陶芸家の岡田千賀子さんを訪ねた。80歳。これまでの作品、これからの生き方と死に方。一日、一日、生きていられることの感謝。 楽しいやり取りで…
陶芸家の岡田千賀子さんを訪ねる。むかし描いたスケッチを見せてもらう。旅館に泊まる時、こうしてささっと描くのだそうな。
阿多古和紙作家の大城忠治さんに、ばったり会った。大城さんは、こんなにステキな人形も作られていたとは驚いた。紙漉きの工程も人形にしてある。すべて暮らしの風景だ。ひとつひとつに、生きた物語がある。 「これだけでも、十分に作家としてやっていけたじ…
阿多古和紙作家の大城忠治さん(89歳)の面の作品も見せてもらう。懐山の「おくない」という祭りに使う面だ。 幽玄で味わい深い。「すごいものですねー」と感心すると「そんなもんかいのー」と意に介さない。 和紙も作る。人形も作る。面も作る。田んぼもさ…
きのうは、はからずも作家さんを訪ねる旅になった。竹細工、陶芸、和紙、人形、布絵。みなさん80代後半。 作品も、もちろんすばらしいが、その生き方、お人柄そのものがすばらしい作品だ。感銘することしきりであった。 こちらは、竹細工の鈴木さん。89歳と…
布絵作家の竹山美江さん(83歳)が、こんどは仏像とお地蔵さんを制作しておられた。作品の一部。8月に阿多古の家で個展。日々、創作に励んでいる。 次のテーマとして、高島野十郎のろうそくの絵のようなものも提案してみた。帽子と脚絆をいただいた。
築91年の木造校舎。入り口の二宮金次郎の像もすごい。元の石神小学校。少子化で廃校が相次ぐ。廃校になると、次々と壊されてしまうのだが、こうして民間にまかせて活用している貴重な事例である。 校舎内では、地元のヒノキ材を使って、子どもたちの机と椅子…
それこそ「日本民芸館に置いたらさぞや」、柳宗悦がみたら、おお!というような骨董品があった。それを一つ一つ、拝見させてもらいながら、いろいろな語らいを楽しんだ。 きのうの阿多古のアーティストめぐり。骨董屋の三の市も訪ねた。ここのおかみとは、い…
ほんとに、人に会うのは「一期一会」だなあ。もう二度と会う機会はない。これが最期かも。そう思って接したいものだ。 相手は死んでしまっているかもしれない。なによりも、自分が死んでしまうかもしれない。豊かな生き方、見事な生き方、際立った生き方をし…