過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

田舎暮らし相談会/哲学、仏教、生き方講座② 9月30日

今月末、9月30日(日)の行事。 山奥から出てくるので、まとめて講座と相談会を行います。◉田舎暮らし相談会︰10〜12時……田舎暮らしの事例、いろいろな暮らしぶり、失敗例、空き家、耕作放棄地、子育て、仕事のことなど。ま、池谷と雑談したい方もどうぞ。参…

いま長野貴晃さんの本作りにトライしている

いま長野貴晃さんの本作りにトライしている。長野さんは、天才的で、とてつもなく深い内容の原稿を学生時代に書き上げている。だがそれは、たいへんに濃縮されたもので、普通の人には難しすぎる。ので、読みやすい、わかりやすい、それでいて生き方の深いと…

「農的暮らし」の実践者たちとの交流会 ラブファーマーズ・カンファレンス開催(浜松市春野町)

「第4回ラブファーマーズ・カンファレンス」が8月31日〜9月2日、浜松市天竜区春野町の野外施設「春野山の村」で開催された。2015年から、毎年、春野町の同会場で開かれてきた。「農的暮らし」の実践者たちと、その一歩を踏み出そうと願っている人たちが、交…

マザー・テレサとの出会い

「アーク」(モーゼが神と契約した十戒が刻まれた石板を収めた箱)が、じつは日本に来ている。そして、奈良の玉置(たまき)神社の敷地に埋められている。それを掘り起こしたい。巫女さんに霊が下りてきて「十分に注意しなさい。その前にインドに行きなさい…

カール・リンポチェに出家を勧められたこと

ブッダが悟りを開いたブッダガヤ。レストランで食事していると、西洋人の坊さんがいた。チベット仏教の衣を着ている。めずらしいので声をかけた。デンマークの人で、元はドライバーだったという。ある坊さんに会ったのが機縁で出家したという。どんな体験か…

子育てたいへん

「いやー、たいへんたいへん。子育てたいへん。なにしろ体力がいる」「そりゃそうだよ。よくじいちゃんはあちゃんが、孫が来たら、数日でへとへとになるよね。それが365日なんだからさあ」「こんな年とって、子ども生まれるなんて思わなかったよ。人生の計画…

「哲学 仏教 生き方講座」シリーズ展開

「哲学 仏教 生き方講座」(長野貴晃講師)の第一回のテープ起こし完了。16時から21時半までの5時間の濃密なやりとりをテキストにした。結構な体力・土方仕事である。これから編集作業にかかる。原稿用紙170枚くらいになので、これだけで本になる分量だ。内…

「仏教の源流・インド」の話をお寺で

このお彼岸に、お寺で講演を依頼されている。臨済宗方広寺派の泰月院。法要の後、檀家さんを相手に話してほしいということだ。100人くらい来られるようだ。9月23日。といってもぼくは、壇上からありがたい話はできそうにない。何を話そう。春野の山里暮らし…

いまここをちゃんと生きる、それしかできない。それもできないのだ。

すでにして、9月も7日。秋だなぁ。 鈴虫とコオロギの鳴く声がする。そして、雨粒の音。網戸の外には、ヤモリが数匹、あるいている。その這うすがたが、可愛らしい。 あかりがよろこぶので捕まえてあげた。洗面器の水に浮かべてたら死んでしまった。ぶーんと…

「オヤジのおばさん化」というのがいい テレビ電話

なんというか、「オヤジのおばさん化」というのがいい。世のおばさんたちのように、あれこれとくっちゃべるのはお勧め。論理を際立たせず、人を教訓せず、いやそれはちがう、などと論を立てず。こういう体験があったね、それはおもしろいね、そういえばこな…

墓じまい(6)直葬、樹木・海洋葬、ゼロ葬

この夏、カタリバ「看とりとおくり」を主催した。その中の語り合いで、でてきた話題を取り上げて紹介している。都会では「直葬」が増えている。ある調査では都会の葬儀の2割にもなるという。「直葬」とは、通夜や告別式を省略して、火葬場で火葬することを…

墓じまい(5)先祖供養

親しい人が死ぬ。故人は無になって、この世には、いない。霊体としてどこかにいるのか、あの世とか浄土にいるのか。あるいは、すでに転生しているのか。だれにもわからない。しかし、どこかに存在し、いまにつながっているような気がする。先祖などは、自分…

墓じまい④遺骨は煙となって

遺骨に、死者の霊とや魂が宿るという観念があるのだろうか。故人の唯一残りつづけるもののシンボルは、遺骨。遺髪も爪もあるが、遺骨が最強。粗末には扱えない。そんなことしたら、死者のタタリがありそう。それは怖い。それゆえ、日本人は代々遺骨を大切に…

墓じまい③宗祖自身はどう言っているのか

仏教の宗祖自身は、墓などいらないという。供養などいらないと言っていた。釈迦自身が死にのぞんで、弟子たちに遺言したのは、「葬儀などにかかわるな。おのおの、怠らず修行せよ」と。「アーナンダよ。お前たちは修行完成者の遺骨の供養(崇拝)にかかずら…

墓じまい②遺骨にたましいが宿るものなのか

カタリバ「看とりとおくり」を主催しているので(8月は4回の開催であった)、いろいろな事例を聞く。相談も受ける。そこで、論議されていた内容をすこしずつ紹介していく。「墓じまい」については、なかなか厄介。いまの墓所から別のところに遺骨を埋葬する…

いまここに具体的・現実的な脅威がある

北からミサイルが撃ち込まれる、中国にやがて占領されるという脅威は、たしかにあるのかもしれない。しかしそれはまだ、想像上の脅威である。しかし、いまここに具体的・現実的な脅威がある。そこにこそ、政治は優先して対処すべきであろう。(などと書いて…

墓じまいについて

墓じまいをどうするか。「墓じまい」をしたいという人たちが増えている。とくに都会に暮らしている人たちだ。いろいろな理由がある。先祖の墓が遠隔地でお参りできない。お寺の和尚が尊大とか贅沢で気に食わない。別の納骨堂や合祀墓にしたい。子孫に墓の苦…

カタリバ「看とりとおくり」完了

カタリバ「看とりとおくり」完了。この8月だけで、3回の語らいの集いと1回の講演会を主催した。合計して60名ほど参加者だった。講演会では、大坂から三浦紀夫さんが、臨床現場の僧侶として看とり体験・おくり体験、グリフケアのこと語っていただいた。最終回…

友人が「新規事業を起ち上げる」という

友人が「新規事業を起ち上げる」という。そのサポートで、実務者会議に定期的にかかわってる。こうした仲間に入れてもらえること、新しい仕事の可能性のあることは、ありがたいこと。問題はやはり資金。ゼロからのスタート、手弁当だけでは、すぐに立ちゆか…

お坊さんの研修会で講演させていただいた記事

昨年、お坊さんの研修会で講演させていただいた。その内容を掲載した会報(臨済宗方広寺派の「薪流会」)が、さきほど届いた。方広寺派の館長大井老師の追悼特集、西村惠信(花園大学元学町)の原稿、精神科医で作家の野田正彰氏(戦争と罪責)の講演禄、そ…

「お金を払う」ということについて「哲学 仏教 生き方講座」①

長野貴晃さんによる「哲学 仏教 生き方講座」(仮称)を開催している。まずは1回目。5時間の質疑応答だった。悟りとは、わかると悟るの違いについて、アセンションとは、唯識と中観についてというような、概念的な質問もあった。それは別の機会に紹介する…

仕事を楽しくするにはどうしたらいいか

どんなに仕事がたいへんでも、楽しければ疲れることはない。でも、楽しくないこともしなくちゃならない。それは疲れるしつらい。人生、長くはないのだから、ほんとうに楽しいことをしないともったいない。楽しいこと、躍動することをしていれば、それが自然…