過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

死んだらどうなるか

死んだらどうなるか。……わかるわけないけど、いちおう考える素材として。この世は、自分が作った世界。夢という見方。自らが夢の世界を創出して、その中で喜怒哀楽をして遊んでいる。それが、この人生。夢から覚めたら(生が終わって肉体を離れたら)、なぁ…

まあこの季節なので、いろいろと考える。

まあこの季節なので、いろいろと考える。そもそも、日本はどうして戦争を起こしたのか。 そもそも、どこの国と戦ったのか。 なぜ南方にまで戦いに行ったのか。どうしてアメリカと戦ったのか。どうして敗れたのか。 ソ連を睨んで戦うはずだった関東軍は、なぜ…

原始仏教と大乗仏教の違いを存在論からみてみたい

ざっくりと原始仏教と大乗仏教の違いはなんだろう、ということを考えている。いわゆる自分だけの解脱をもとめるのが原始仏教であり、自分が解脱していないのに他の救済を行う菩薩行が大乗という見方もある。自分が救われないに、人を救うことなどできないと…

終戦記念日の朝は豪雨だ

終戦記念日の朝は豪雨だ。はげしい雨が屋根を地面を叩きつけている。終戦とはいうものの、徹底した大敗戦だった。多くの国土を失い、戦地で多くの若者を失った。老若男女が火で焼かれた。大量虐殺に遭った。餓えと病でなくなった。原爆を落とされた。二度も…

蜂に悩まされている

山里暮らしは、身近に危険がたくさんある。草刈り機で刈っているとき、蜂の巣をこわしておそわれる。マムシがいることもある。ここのところハチに悩まされている。いのちを大切になどと言っておれない。わが身と家族が危ないのだから。そこで、かれらを殺戮…

「看とりとおくり」のカタリバを企画 8月18日から

8月18日から、「看とりとおくり」のカタリバを企画しています。適当にゆるゆると自らの死に方、送られ方、親しい人の看とりとおくり、供養について語ります。お盆の季節ですし、ちょうどいいテーマかと思います。少人数で、お茶とお菓子を食べながら語り合い…

布絵の作品集が完成

竹山美江さん(9月で83歳)は、50代から布絵の創作を始めた。この30年間で創作した「布絵」は300点あまり。そのなかの160点を画集として8月末に出版した。編集制作したのは、浜松市天竜区春野町のいちりん堂(ぼくのところです)。画集のタイトルは「もめん…

禅宗のあるお寺で講演を依頼されているんだけど

9月に禅宗のあるお寺で講演を依頼されている。そのお寺の檀家さん相手に話をしてもらいたいという。これまで毎年主催してきた「神社・寺カフェ」のネットワーク作りの縁だ。ぼくは人の話を聞き出したり、やりとりしながらすすめていくタイプで、壇上から一方…

「般若心経」をまとめてみた

もっとも知られているお経。それは「般若心経」だ。般若(知恵)の心(エッセンス)のお経(ブッダの教えたもの)という意味になる。短かい。唱えやすい。写経にいい。効き目と功徳がありそう。ということで、もっとも人気のあるお経だろう。浄土真宗と日蓮…

「相転移」が可能なのであろうか

苦が楽に、不安が安定に、絶望が至福にいたる。そうなるためには、いろいろな障害や苦労が、たくさんの修行と時間が必要だ。瞬時にそのような状態に至ることは、けっしてありえない。そう思っている。しかし、瞬時に、いまここで、可能なことなんですよ。「…

いのちを大切に、などといっておれない。

夏は生きものを殺す機会が多い。いのちを大切に、などといっておれない。蚊とハエとゴキブリは、見つけたら殺してしまう。マムシもあらわれたら、殺すしかない。事務所のひさしの下にアシナガバチの巣ができていた。叩き落とした。とたんにわーっと数十匹の…

noteというアプリを試験的につかってみて、20日あまり

noteというアプリを試験的につかってみて、20日あまり。おかげさまで3,316ビュー。1日100〜200人が見てくれていることになる。まあ、中身を読んでくれているのかどうかは、わからない。Facebookのようにコメント欄に書き込みはないので、読者とのやりとりは…

アンデルセンの童話に「影法師」というのがある。

影について(2)アンデルセンの童話に「影法師」というのがある。あるところに真善美を探求している学者がいた。ロウソクを灯しながら、読書している。灯りは部屋の壁に長い影法師が映しだされる。向かいの家のバルコニーから、なにやら不思議な光がさしてい…

「影」は、理想に後ろに隠れて見えない、見たくない現実、醜い姿、知られたくない自分として

影(1)この数年も気になっていることがある。いや数十年にわたって。それは「影」ということ。「光」があれば「影」はある。「光」と「影」はワンセット。ここでいう「影」とは、みたくない現実、理想に隠れて見えない存在。しかし、ちゃんとある。つねにあ…

私設図書館での語らい

高校の同級生の建築家が訪ねてくれた。売りたいという家に付属している「煉瓦づくりの蔵」の状態を見てもらう。崩れる心配はないと思うけれど、ひさしなど補強が必要という。そのためには、やっぱり100万円も200万円もかかりそう。これは工事してみないとわ…

鎌倉時代の祖師たちの布教スタイル

これぞ真理だ、これこそ正しい、という教えを掴んだりすれば、教えを伝えようとするのだろうが、鎌倉時代の祖師たちの布教スタイルはいろいろだ。親鸞はこう言う。「弟子一人も持たず候」(歎異抄)と。後世、真宗大教団となって信長や家康を手こずらせてい…

山里でどうやって起業し、収益を生み出していくのか

となりまちの森町の入澤邸で「山里でどうやって起業し、収益を生み出していくのか」の会議。春野、水窪、龍山、森町、いろいろな地域情報も。イノシシカレーをいただきながらの会話のやりとり。農家民宿をやりたい人、農業をやりたい人、古民家改装、システ…

早起きして2時間のブルーベリー摘み

早起きして2時間のブルーベリー摘み。日中の暑さではできない。朝の6時からの作業。山の斜面というのは、湿気が強くて身体は疲れる。さらに、実が枝の上の方にあるので、上を見ながらの作業で疲れる。摘んだときポロポロと手からこぼれ落ちるので、大きな…

学びは、それ自体が楽しい。成績とか報酬は必要ない。

おとといオープンした近所の私設図書館で、中学生の男の子と話をした。授業がおもしろいかと聞くと、おもしろくないという。そりゃそうだろうな……。授業というのは、先生が面白くないと面白くない。いい先生に出会うと、その授業が楽しい。その科目が好きに…

信じなくても、信じても救われるのか

阿弥陀信仰とキリスト教について、整理してみた。いつもながら、ざっくりと書いている。阿弥陀浄土に往生することは、成仏とは違う。極楽浄土は、いわば成仏のための修行の場である。そこでは三悪道には堕ちない。誘惑する女もいない。空飛ぶ鳥までが、説法…

私設図書館(まほろば文庫)ができた

春野町に、私設図書館(まほろば図書館)ができた。きのうがオープン。もちの木診療所とデイサービスを運営する医療法人の遠藤医師と児童養護施設すみれ寮の乙部施設長が共同で主宰する。図書館のある場所は、気田商店街にある。かつては繁栄したが、過疎高…

川に寄って図書館に寄って

保育所が休みなので、往復30分かけて、保育ママさんのところにあかりを預けに行く。帰りに山に寄ってブルーベリーを摘もうとした。しかし、いくらなんても暑すぎてやめた。じゃあ川に寄るか。「川音の郷」の浅い川の流れで水遊びで涼む。まったく川をひとり…

チャットルームを開設しています

きらくにゆるーく語り合いましょう、ということで、チャットルームを開設しています。「仏教チャット」と「日々の暮らしチャット」の二つです。まだ数名の参加ですが、武術と気づき、オウムと阿含宗など、適当にやりとりが進んでいます。登録くだされば、参…

ぼくが出会ったオウムの人たち、出来事

オウム(2)ぼくが出会ったオウムの人たち、出来事、思い出しながらすこしずつ書いていく。間違えがあったら指摘してほしい。かれは出版に携わっていたのだが、スパイ、あるいは重要な情報を外部に漏らしたと間違えられて、査問にあった体験をもつ。あるとき…

電子書籍(Kindle)による出版を検討している

ひとり出版。電子書籍(Kindle)による出版を検討している。電子書籍の利用者は少しずつ増えてきている。買い方は簡、Amazonからワンクリック。Kindleのアプリがあれば、スマートホン、パソコン、専用の電子書籍リーダーを使って読むことができる。このマー…